
ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCには、日本代表の三笘薫をはじめ、各国の代表選手や将来性の高い若手がそろっています。一方、選手の移籍や登録変更が多く、「現在は誰が所属しているのか」「どの選手に注目すればよいのか」と迷う人もいるでしょう。この記事では、2026年7月2日時点で確認できるクラブ公式情報を基に、選手一覧、ポジション、特徴、新加入選手を初心者にもわかりやすく紹介します。
ブライトンの男子トップチームは、経験豊富な選手と20代前半の有望株を組み合わせた構成です。ここではクラブ公式の男子トップチームページに掲載されている選手に、2026年夏の加入が正式発表された選手を加えて整理します。
2026年7月上旬は、2025-26シーズンが終了し、2026-27シーズンの開幕に向けて編成が進められている時期です。契約満了、移籍、期限付き移籍からの復帰、新加入などによって、登録選手は短期間でも変わる可能性があります。
そのため、以下の一覧は2026年7月2日時点でクラブ公式サイトに掲載されている選手と、加入が公式発表された選手を基準にしています。背番号については新シーズン開幕前に変更される場合があるため、選手名と主なポジションを中心に確認してください。
移籍に関する報道が出ていても、クラブから正式発表されていない選手は確定メンバーとして扱えません。最新の所属状況は、ブライトン公式サイトのチームページや移籍発表で確認することが大切です。
ブライトンでは、複数のポジションを担当できる選手が多く、試合によって登録上の区分と実際の役割が異なることがあります。たとえば三笘薫は公式ページではミッドフィールダーに分類されていますが、試合では主に左ウイングとしてプレーします。
| 区分 | 選手 |
|---|---|
| ゴールキーパー | バルト・フェルブルッヘン、ジェイソン・スティール、トム・マッギル |
| ディフェンダー | イゴール・ジュリオ、ルイス・ダンク、オリヴィエ・ボスカリ、フェルディ・カディオール、マキシム・デ・カイパー、ヨエル・フェルトマン、パスカル・ストライク |
| ミッドフィールダー | ジャック・ヒンシェルウッド、カルロス・バレバ、三笘薫、ディエゴ・ゴメス、ヤシン・アヤリ、マッツ・ヴァイファー、パスカル・グロス、マット・オライリー |
| フォワード | ステファノス・ツィマス、ジョルジニオ・リュテール、ヤンクバ・ミンテ、ダニー・ウェルベック、ハラランポス・コストゥラス、ロドリゴ・レゴ |
このほか、期限付き移籍から戻る選手やアカデミーから昇格する選手が、プレシーズンの結果によってトップチームに加わることもあります。最終的なリーグ登録メンバーと、日々の練習に参加する選手が完全に一致するとは限りません。
パスカル・ストライクは、2026年6月30日にリーズ・ユナイテッドからの完全移籍が発表されたディフェンダーです。ブライトンとは5年契約を結び、センターバックを中心に守備陣へ加わります。プレミアリーグでの経験があり、ボールを保持した際の落ち着きも評価されています。
身長を生かした競り合いだけでなく、後方からパスをつないで攻撃を組み立てられる点が特徴です。ブライトンはゴールキーパーやセンターバックから丁寧に前進するため、守備とビルドアップの両方に関われるストライクは戦術に合いやすい選手といえます。
ロドリゴ・レゴは、2026年7月1日にベンフィカから加入したポルトガル人ウインガーです。21歳で5年契約を結び、ポルトガルU-21代表にも選ばれています。ベンフィカではトップチームに昇格し、国内リーグに加えてUEFAチャンピオンズリーグへの出場も経験しました。
主にサイドから仕掛ける攻撃的な選手で、今後の成長を見込んだ補強です。すぐに先発へ定着するとは限りませんが、三笘薫やヤンクバ・ミンテなど競争相手のプレーを学びながら、ドリブルやゴール前への侵入で出場機会を増やせるかが注目されます。
ブライトンは攻撃的な印象が強いチームですが、戦術を成立させるには後方の選手の判断力が欠かせません。ゴールを守るだけでなく、相手のプレスをかわしてパスをつなぐ技術も求められます。
オランダ代表のバルト・フェルブルッヘンは、ブライトンの第一ゴールキーパーとして定着している選手です。193センチの高さと長いリーチがあり、近距離からのシュートにも素早く反応します。2024-25シーズンにはプレミアリーグ36試合に出場し、安定した地位を築きました。
フェルブルッヘンの大きな特徴は、足元の技術とパスの選択肢の多さです。短いパスでセンターバックにつなぐだけでなく、相手の守備陣形を見ながら前線へ長いボールを送れます。ブライトンの試合を見る際は、セーブだけでなく攻撃の開始地点としての働きにも注目すると理解が深まります。
ジェイソン・スティールは、経験豊富なゴールキーパーとしてチームを支えています。足元でボールを扱う能力が高く、試合展開や対戦相手によって先発に選ばれることがあります。2025年には契約を延長し、少なくとも2027年夏までクラブに在籍する予定です。
トム・マッギルはブライトンの育成組織で成長し、カナダ代表にも選出されたゴールキーパーです。下部リーグへの期限付き移籍で実戦経験を積んできました。フェルブルッヘンが中心である一方、カップ戦や負傷者が出た場合に備え、異なる経験を持つ選手が控えている点は重要です。
ルイス・ダンクは、育成組織からトップチームへ進み、長期間ブライトンを支えてきたクラブの象徴的な選手です。2025年12月には公式戦通算500試合出場に到達しました。空中戦、シュートブロック、正確なロングパスを備え、守備陣をまとめる役割も担います。
周囲には左利きのオリヴィエ・ボスカリ、対人守備に強いイゴール・ジュリオ、新加入のパスカル・ストライクがいます。センターバックは左右の利き足や相手フォワードとの相性によって組み合わせが変わるため、単純に能力順で先発が決まるわけではありません。
フェルディ・カディオールは左右のサイドバックや中盤を担当でき、攻撃時には中央へ移動してパス回しに加われます。マキシム・デ・カイパーは左サイドからの前進やクロスを得意とし、三笘薫と同じ側で起用された場合には、互いの位置を入れ替えながら攻撃できます。
ヨエル・フェルトマンは、右サイドバックとセンターバックをこなす経験豊富な選手です。派手な攻撃参加よりも、相手ウインガーへの対応や試合の流れを読む守備で貢献します。攻撃型と守備型のサイドバックを使い分けられることが、ブライトンの選手層の強みです。
ブライトンの中盤には、ドリブルに優れた選手、ボール奪取を得意とする選手、パスで試合を組み立てる選手がそろっています。それぞれの役割を知ると、攻守の切り替えが速い理由を理解しやすくなります。
三笘薫は、ブライトンで主に左ウイングを担当する日本代表選手です。相手と正面から向き合い、細かなタッチと速度の変化によって突破するドリブルを得意としています。縦へ抜いてクロスを上げるだけでなく、中央へ切り込んで自らシュートを狙える点も魅力です。
2022-23シーズンにはプレミアリーグで日本人選手のシーズン最多得点記録を更新し、2024-25シーズンにはリーグ戦で10得点を挙げました。2026年1月にはプレミアリーグ通算100試合出場にも到達しています。守備では相手サイドバックを追い、ボールを失った直後の奪い返しにも参加します。
三笘を見るときは、ボールを持った場面だけでなく、受ける前の動きにも注目してください。タッチライン付近で幅を取る動き、相手の背後へ走る動き、左サイドバックの進路を空ける動きなどを使い分けています。三笘がどこに立つかによって、ブライトン全体の攻撃ルートが変化します。
カルロス・バレバは、強い身体能力とボールを前へ運ぶ力を持つカメルーン代表のミッドフィールダーです。相手からボールを奪った後、そのままドリブルで守備網を越えられます。守備的ミッドフィールダーとして起用されますが、前方へ進出してシュートを狙う場面もあります。
マッツ・ヴァイファーは、相手の攻撃を予測してパスコースを消し、奪ったボールを素早く味方へ渡す役割を得意とします。バレバが前へ持ち運ぶタイプであるのに対し、ヴァイファーは味方の位置を整えながら試合を安定させるタイプです。2人が同時に出場すれば、中盤の強度を高められます。
パスカル・グロスは、ブライトンが初めてプレミアリーグを戦った2017年に加入し、長く攻撃の組み立てを担った選手です。2024年夏にボルシア・ドルトムントへ移籍しましたが、2026年1月にブライトンへ復帰しました。正確なパスとセットプレーを大きな武器としています。
運動量や速さだけで勝負するのではなく、味方と相手の位置を見てプレーを選べる点が特徴です。中央のミッドフィールダー、右サイド、サイドバック付近など複数の場所でプレーできます。若手が多いチームにおいて、試合の速度を調整できるグロスの経験は大きな支えになります。
マット・オライリーは、左足のパスやゴール前への飛び出しを得意とする攻撃的ミッドフィールダーです。ヤシン・アヤリは中盤を広く動き、守備とパス回しをつなぎます。ディエゴ・ゴメスは身体の強さがあり、中央から前線へ進出して得点に関われる選手です。
ジャック・ヒンシェルウッドはブライトンの育成組織出身で、中盤だけでなくサイドバックにも対応します。選手ごとに得意な役割が異なるため、ブライトンは相手や試合状況に合わせて中盤の組み合わせを変更できます。若手が実戦で経験を重ねながら成長できる環境も、クラブの特徴です。
前線には、スピードを生かすウインガー、味方と連係するフォワード、ゴール前で勝負するセンターフォワードがいます。特定の1人だけに得点を依存せず、複数の選手が攻撃に関わる構成です。
ジョルジニオ・リュテールは、センターフォワードやトップ下でプレーするフランス人選手です。相手を背負ってボールを受け、味方へ落とすプレーや、ドリブルで中央を突破するプレーを得意としています。得点だけでなく、周囲の選手を前向きにさせる働きが重要です。
リュテールが中央から少し下がると、相手センターバックが前へ引き出され、その背後を三笘薫やヤンクバ・ミンテが狙いやすくなります。ボールに触れた回数だけでは貢献度を判断しにくいため、相手守備を動かす位置取りにも注目するとよいでしょう。
ヤンクバ・ミンテは、主に右ウイングを担当するガンビア代表選手です。相手の背後へ一気に走り込む速さがあり、ボールを奪ってから短時間でゴールへ迫るカウンター攻撃で力を発揮します。左の三笘とともに出場すると、両サイドから仕掛けられます。
右サイドから縦へ突破するだけでなく、左足で中央へ持ち込んでシュートやラストパスを狙うことも可能です。一方、状況判断やクロスの精度には成長の余地があります。若さと爆発的なスピードを備えており、守備側にとって対応しにくい選手です。
ダニー・ウェルベックは、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルなどでプレーした経験を持つイングランド人フォワードです。センターフォワードとして相手ディフェンダーと競り合い、味方が攻め上がる時間を作ります。前線から相手を追う守備にも積極的です。
若い攻撃陣が多いブライトンにおいて、ウェルベックはプレー面と精神面の両方で重要な存在です。毎試合フル出場するとは限りませんが、先発して攻撃の基準点になる役割や、終盤に投入されて流れを変える役割を担えます。
ハラランポス・コストゥラスは「バビス」の愛称でも知られる若手ストライカーです。2025年夏にオリンピアコスから加入し、前線での力強いプレーと得点感覚を見せています。2026年1月のボーンマス戦では、オーバーヘッドキックによる印象的なゴールを決めました。
ステファノス・ツィマスも将来を期待されるギリシャ人ストライカーです。ただし、2025年12月に膝の重傷を負い、2025-26シーズンの残りを欠場すると発表されました。復帰時期や新シーズンの起用については、クラブの医療情報を確認する必要があります。
選手名を覚えるだけでなく、チーム内で担当する役割を知ると試合をより楽しめます。ブライトンでは試合中に立ち位置が頻繁に変わるため、登録ポジションだけで判断しないことが大切です。
試合開始時には4人のディフェンダーを置く形でも、攻撃時にはサイドバックが中盤へ移動したり、ウインガーが中央へ入ったりします。反対側のサイドバックが後方に残り、3人のディフェンダーのような並びになる場合もあります。
そのため、画面に表示されるフォーメーションは選手配置の出発点にすぎません。三笘が大きく外側に立っているのか、中央へ入っているのか、バレバが前へ運ぶのか、グロスが低い位置まで下がるのかを見ると、チームの狙いを読み取りやすくなります。
ブライトンは、20歳前後の選手を獲得して出場機会を与え、成長を促すことで知られています。一方で、ダンク、ウェルベック、フェルトマン、グロス、スティールのように豊富な経験を持つ選手も在籍しています。
若い選手だけで戦うと、試合展開が不安定になりやすい面があります。経験者が守備の位置やプレーの速度を調整することで、若手が長所を発揮しやすくなります。育成と勝利の両方を目指した年齢構成が、ブライトンのチーム作りを理解するポイントです。
日本の視聴者が最初に見るなら、左サイドで仕掛ける三笘薫がわかりやすいでしょう。続いて、中央でボールを運ぶバレバ、右サイドを走るミンテ、前線で味方と連係するリュテールを見ると、攻撃のつながりを把握できます。
守備ではフェルブルッヘンのパス、ダンクのロングボール、カディオールやデ・カイパーの立ち位置が注目点です。ボールを持っている選手だけでなく、周囲の選手がどこへ動いているかを見ると、ブライトンらしい流動的な攻撃がわかりやすくなります。
移籍期間中は、SNSやニュースサイトで交渉中の選手が所属確定のように紹介される場合があります。正確に確認するには、クラブ公式サイトの男子トップチームページと、クラブニュース内の加入・退団発表を見るのが基本です。
プレミアリーグ開幕前には背番号が発表され、リーグの登録選手ページも更新されます。負傷による欠場は試合前の監督会見やチームニュースで確認できます。特に夏と冬の移籍期間は、確認した日付を意識して情報を見ることが大切です。
ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCには、三笘薫、フェルブルッヘン、ダンク、バレバ、リュテール、ミンテなど、異なる特徴を持つ選手が在籍しています。経験豊富な選手がチームを支えながら、有望な若手が実戦を通して成長している点が大きな特徴です。
2026年夏には、ディフェンダーのパスカル・ストライクとウインガーのロドリゴ・レゴが正式加入しました。移籍期間中は選手一覧や背番号が変わる可能性があるため、最新の公式発表も確認しましょう。試合では三笘のドリブルだけでなく、後方からのパス回しや選手の立ち位置を見ることで、ブライトンの魅力をさらに深く楽しめます。