
レアルソシエダには、日本代表の久保建英をはじめ、スペイン代表のミケル・オヤルサバル、実力派GKのアレックス・レミロなど、多彩な選手が所属しています。一方、海外サッカーに詳しくないと、選手の名前やポジション、どの選手に注目すればよいのか迷うこともあるでしょう。この記事では、2026年7月2日時点で確認できる情報をもとに、レアルソシエダの選手一覧、主力の特徴、育成組織出身者、観戦時の注目点を初心者にもわかりやすく紹介します。
レアルソシエダのトップチームには、地元の育成組織で成長した選手と、スペイン国内外から加入した選手がバランスよく在籍しています。ただし、夏の移籍期間中は加入や退団、背番号の変更が行われるため、一覧を見る際には情報が更新された日も確認することが大切です。
クラブ公式サイトのトップチームページに掲載されている選手を、主なポジション別に整理すると次のようになります。セルヒオ・ゴメスやミケル・オヤルサバルのように複数の位置で起用できる選手もいるため、実際の試合では表とは異なる役割を担当する場合があります。
| ポジション | 主な選手 |
|---|---|
| GK | アレックス・レミロ、ウナイ・マレーロ |
| DF | アランブル、アイエン・ムニョス、スベルディア、セルヒオ・ゴメス、オドリオソラ、パチェコ、ジョン・マルティン、ルペレス |
| MF | ゴロチャテギ、トゥリエンテス、ヤンヘル・エレーラ、パブロ・マリン、カルロス・ソレール、ザハリャン、ミケル・ゴティ、ブライス・メンデス、ルカ・スチッチ |
| FW | バレネチェア、カルロス・フェルナンデス、オスカールソン、オヤルサバル、ゲデス、久保建英、カリカブル |
ポジション表記は選手の基本的な役割を示すものであり、固定された配置ではありません。たとえば久保建英は右サイドを中心にプレーしますが、中央寄りの位置でボールを受けることもあります。オヤルサバルも左サイド、中央の攻撃的な位置、最前線を担当できる選手です。
2026年7月上旬は、2025-26シーズンが終了し、2026-27シーズンの登録選手が固まっていく途中の時期です。クラブ公式サイトに名前が掲載されていても、移籍交渉、期限付き移籍、契約更新などによって開幕前に状況が変わる可能性があります。
最新の所属状況を知りたい場合は、クラブ公式の選手ページと公式発表をセットで確認することが重要です。検索結果に表示される過去シーズンの一覧には、すでに退団した選手や期限付き移籍を終えた選手が残っている場合があります。
長くレアルソシエダでプレーしたアリツ・エルストンドは、2025-26シーズン終了をもって契約満了による退団が発表されています。2015年のトップチームデビューから公式戦310試合に出場したクラブの象徴的な選手ですが、現在の所属選手として扱わないよう注意が必要です。
ドゥイェ・チャレタ=ツァルとウェズレイ・ガソヴァについても、クラブは期限付き移籍期間の終了を発表しています。また、ウマル・サディクは2026年1月にバレンシアへの完全移籍が発表されました。古い選手名鑑を見る際は、このような退団情報も確認しましょう。
レアルソシエダの監督はペッレグリーノ・マタラッツォです。2025年12月に就任し、契約期間は2026-27シーズン終了までと発表されています。アメリカ出身で、ドイツのシュツットガルトやホッフェンハイムを指揮した経験を持つ監督です。
監督が変わると、同じ選手でも担当する役割や出場時間が変化します。選手一覧だけでなく、直近の先発メンバーや交代の傾向を見ると、監督がどの選手を高く評価し、どのような組み合わせを試しているのか理解しやすくなります。
初めてレアルソシエダの試合を見る場合は、攻撃の中心、守備の中心、試合を組み立てる選手を一人ずつ覚えると理解しやすくなります。特に久保建英、オヤルサバル、レミロは、チームの特徴を知るうえで注目しやすい選手です。
久保建英は川崎市出身の日本代表アタッカーで、レアルソシエダでは背番号14を着用しています。主に右サイドで起用され、細かなボールタッチ、素早い方向転換、相手の間を通すパスを得意としています。単純に縦へ走るだけでなく、中央へ移動して攻撃を組み立てる点も特徴です。
久保を見るときは、ボールを持った場面だけでなく、受ける前の動きにも注目しましょう。相手DFの背後へ走るのか、味方に近づいてパスコースを作るのかによって攻撃の形が変わります。複数の相手を引きつけ、空いた場所を味方に使わせる動きも重要な貢献です。
ミケル・オヤルサバルはレアルソシエダの育成組織で成長し、背番号10を着用する中心選手です。左足のシュート、ゴール前へ入るタイミング、周囲との連係に優れています。左サイドだけでなく、センターフォワードや中央の攻撃的な位置でもプレーできます。
得点だけでなく、守備への切り替えや味方を助ける動きにも積極的です。前線から相手に圧力をかけたり、中盤まで戻ってパスコースを限定したりするため、チーム全体の安定にも関わります。久保との距離が近くなる場面では、短いパス交換から好機が生まれます。
アレックス・レミロは背番号1を着用するゴールキーパーです。シュートへの反応だけでなく、味方DFからパスを受け、正確につなぐ能力も求められています。相手の前線から圧力を受けた状況でも落ち着いて判断できるかが、チームの攻撃開始に影響します。
ゴールキーパーを見るときは、セーブ数だけで評価しないことがポイントです。クロスボールへ出る判断、DFへの指示、相手FWより先にペナルティーエリア外へ出て処理する動きも重要です。レミロの立ち位置を見ると、守備陣全体がどれほど高い位置を取っているかもわかります。
カルロス・ソレールは2025年にパリ・サンジェルマンから加入したスペイン人MFです。中盤の複数の位置を担当でき、パス、飛び出し、セットプレーなどで攻撃に関わります。状況に合わせて役割を変えられるため、試合途中の配置変更でも起用しやすい選手です。
ゴンサロ・ゲデスはスピードと力強いドリブルを備えたポルトガル代表経験者です。ヤンヘル・エレーラは守備力と運動量で中盤を支えます。ブライス・メンデス、ルカ・スチッチ、アルセン・ザハリャンなども技術が高く、中盤の組み合わせによって攻撃の特徴が変化します。
サッカーでは、同じポジションに登録されている選手でも役割が異なります。レアルソシエダの選手を理解するには、GK、DF、MF、FWという分類だけでなく、試合の中で何を担当しているかを見ることが大切です。
現代サッカーでは、GKとDFにも正確なパスが求められます。レミロが中央のスベルディアやパチェコへ短くつなぎ、サイドのアランブル、アイエン、セルヒオ・ゴメスらが高い位置へ進むことで、後方から攻撃を組み立てます。
センターバックは相手FWとの競り合いだけでなく、危険な場所を先に予測して埋める判断が必要です。サイドバックは守備を行いながら攻撃にも参加するため、走行距離が多くなります。ボールと反対側にいるDFの位置を見ると、失った後への備えも確認できます。
中盤では、ゴロチャテギ、トゥリエンテス、ヤンヘル・エレーラなどが守備やボール回収に関わり、ソレール、ブライス・メンデス、スチッチ、ザハリャンらが前線へのパスやゴール前への進入を担います。ただし、役割は対戦相手や試合展開によって変化します。
中盤の底でプレーする選手は、派手な得点やアシストが少なくても重要です。DFからボールを受ける位置を作り、相手の攻撃を止め、味方が前へ出た後の空間を補います。ボールに触れていない時間の立ち位置を見ると、選手の判断力がわかりやすくなります。
オスカールソンやカリカブルのような中央のFWには、ゴール前でシュートを打つ役割が期待されます。一方で、相手センターバックを引きつけ、味方が使える空間を作る動きも欠かせません。高いボールを収めて中盤の選手が上がる時間を作ることもあります。
久保、バレネチェア、ゲデスのようなサイドの選手は、ドリブルだけでなく、中央へのパス、ゴール前への走り込み、守備時の戻りも担当します。得点した選手だけでなく、得点につながる空間を作った選手にも注目すると観戦が面白くなります。
セルヒオ・ゴメスは左サイドの複数の位置を担当でき、オヤルサバルはサイドと中央の両方でプレーできます。ソレールも中盤のさまざまな位置に対応可能です。このような選手がいると、交代枠を使わずに試合中の配置を変えられます。
選手交代の直後は、入った選手だけでなく、残った選手がどこへ移動したかも確認しましょう。サイドにいた選手が中央へ移ったり、攻撃的なMFが一列後ろへ下がったりすることがあります。背番号と立ち位置を照らし合わせると変化を把握しやすくなります。
レアルソシエダを語るうえで欠かせないのが、育成施設と育成組織を指す「ズビエタ」です。トップチームで活躍する選手を育てるだけでなく、技術、戦術、学業、人としての成長を支えることを重視しています。
レアルソシエダの育成年代には、年齢別のチームからBチームにあたるサンセまで、段階的に成長する仕組みがあります。若い選手は試合と練習を重ねながら、トップチームで必要になる判断速度、技術、運動強度への対応力を身につけます。
クラブはサッカーの能力だけを伸ばすのではなく、教育や人間的な成長も重視しています。すべての育成選手がトップチームへ昇格できるわけではないからこそ、競技以外でも将来に役立つ力を身につけられる環境づくりが行われています。
オヤルサバル、スベルディア、アイエン・ムニョス、トゥリエンテス、パブロ・マリン、ジョン・マルティンなどは、クラブの育成過程を経験してトップチームへ進んだ選手です。地域との結びつきが強く、クラブの考え方を理解している点が特徴です。
育成出身者が多いと、若い選手はトップチームへの道筋を具体的に想像できます。先輩がどのようにサンセから昇格し、出場機会を増やしたのかを身近で学べるためです。サポーターにとっても、成長を長期間見守れる楽しさがあります。
サンセはレアルソシエダのBチームで、若手がより高いレベルの相手と戦いながら経験を積む場所です。育成年代の試合とは異なり、体格や経験で上回る年長選手と対戦するため、技術だけでなく判断力や競り合いへの対応も磨かれます。
トップチームで負傷者が出た場合や、若手が練習で高い評価を得た場合には、サンセの選手が招集されることがあります。ベンチ入りや短時間の出場から始まり、結果と内容を積み重ねて出場時間を増やすのが一般的な昇格の流れです。
レアルソシエダは育成出身者だけでチームを構成しているわけではありません。久保、ソレール、ゲデス、ヤンヘル・エレーラ、スチッチ、ザハリャンなど、異なる環境で経験を積んだ選手も加えています。
育成出身者はクラブの文化やプレースタイルを伝え、外部から加入した選手は新しい特徴や国際経験をもたらします。両者を組み合わせることで、チームの一体感を保ちながら、対戦相手に応じて戦い方を変えられる選手構成を目指しています。
所属選手を一度に全員覚える必要はありません。最初は久保建英と、その周囲でプレーする数人の名前を確認するだけでも十分です。試合を重ねて見るうちに、それぞれの特徴や役割が自然にわかるようになります。
試合開始前に発表される先発メンバーでは、選手名、背番号、予想フォーメーションを確認できます。フォーメーションとは、選手の基本的な配置を数字で表したものです。ただし、試合中は選手が頻繁に動くため、表示された形のまま固定されるわけではありません。
久保が先発する場合は右サイドにいることが多いため、まず背番号14を探すと見つけやすくなります。その近くにいるサイドバックや中盤の選手も覚えると、パス交換の関係が見えてきます。交代選手についても、入った位置を確認しましょう。
攻撃選手を見る際は得点とアシストが注目されますが、シュート数、決定機を作った回数、ドリブル成功数なども参考になります。中盤ではパス成功率やボール回収数、守備選手では競り合い、クリア、インターセプトなどが役割を知る手がかりです。
インターセプトとは、相手のパスを予測して途中で奪うプレーです。ただし、数字だけで選手の良し悪しを決めることはできません。試合の流れ、担当した相手、チームから与えられた役割を合わせて見る必要があります。
海外選手の名前は、日本語で複数の表記が使われることがあります。たとえばオスカールソン、スチッチ、ゴロチャテギなどは、媒体によって長音や小文字の表し方が異なる場合があります。検索するときはアルファベット表記も確認すると見つけやすくなります。
背番号もシーズンごとに変わる可能性があります。特に夏の移籍期間は、新加入選手の番号が未定だったり、若手がトップチーム用の番号へ変更したりします。ユニフォームを購入する場合は、新シーズンの正式な背番号発表後に確認すると安心です。
2026年のワールドカップには、クラブからオヤルサバル、久保建英、ルカ・スチッチ、ゴンサロ・ゲデスが各国代表として参加すると発表されました。同じ選手でも代表チームでは周囲の選手や戦い方が異なるため、クラブとは別の役割を担当することがあります。
久保が日本代表でどの位置に入り、レアルソシエダでのプレーと何が違うのかを比べるのも楽しみ方の一つです。オヤルサバル、ゲデス、スチッチの代表戦も見ると、各選手の得意な動きや対応できるポジションをより深く理解できます。
レアルソシエダには、久保建英、オヤルサバル、レミロをはじめ、技術と経験を備えた選手が在籍しています。中盤にはソレール、ブライス・メンデス、ヤンヘル・エレーラ、スチッチなどがおり、対戦相手や試合展開に応じてさまざまな組み合わせを作れます。
また、オヤルサバル、スベルディア、トゥリエンテス、ジョン・マルティンなど、ズビエタで育った選手がトップチームを支えている点も大きな特徴です。育成出身者と外部から加入した選手が互いの長所を生かしながら競争しています。
2026年7月は夏の移籍期間にあたり、所属選手や背番号が変更される可能性があります。最新情報はクラブ公式のトップチームページと移籍に関する公式発表で確認しましょう。まずは久保と周囲の選手から名前を覚え、立ち位置やボールを持っていないときの動きにも注目すると、レアルソシエダの試合をより楽しめます。