
アストンヴィラのメンバーには、世界王者経験のあるゴールキーパー、各国代表の守備陣、試合を動かせる中盤、得点力の高いストライカーがそろっています。一方、夏の移籍期間中は加入や退団、ローン終了によって選手一覧が頻繁に変わるため、掲載情報の時点を確認することが大切です。ここでは2026年7月3日時点で確認できるクラブ公式情報を基に、メンバー構成や注目選手、スタメン候補をわかりやすく紹介します。
アストンヴィラの公式チームページには、ゴールキーパー、ディフェンダー、ミッドフィルダー、フォワードに分けてトップチームの選手が掲載されています。ただし、2025-26シーズンに期限付き移籍で加入していた選手も含まれるため、2026-27シーズンの最終登録メンバーとは限りません。
2026年7月3日時点でクラブ公式チームページに掲載されている選手は、次のとおりです。背番号は掲載時点のものであり、新シーズンの開幕前に変更される可能性があります。
| ポジション | 背番号 | 選手名 |
|---|---|---|
| GK | 23 | エミリアーノ・マルティネス |
| GK | 40 | マルコ・ビゾット |
| DF | 2 | マティ・キャッシュ |
| DF | 3 | ヴィクトル・リンデロフ |
| DF | 4 | エズリ・コンサ |
| DF | 5 | タイロン・ミングス |
| DF | 12 | リュカ・ディニュ |
| DF | 14 | パウ・トーレス |
| DF | 16 | アンドレス・ガルシア |
| DF | 22 | イアン・マートセン |
| MF | 6 | ロス・バークリー |
| MF | 7 | ジョン・マッギン |
| MF | 8 | ユーリ・ティーレマンス |
| MF | 9 | ハーヴェイ・エリオット |
| MF | 10 | エミリアーノ・ブエンディア |
| MF | 19 | ジェイドン・サンチョ |
| MF | 21 | ドウグラス・ルイス |
| MF | 24 | アマドゥ・オナナ |
| MF | 26 | ラマレ・ボガルド |
| MF | 27 | モーガン・ロジャーズ |
| MF | 31 | レオン・ベイリー |
| MF | 44 | ブバカル・カマラ |
| MF | 47 | アリソン |
| FW | 11 | オリー・ワトキンス |
| FW | 18 | タミー・エイブラハム |
ハーヴェイ・エリオット、ジェイドン・サンチョ、ドウグラス・ルイスは、2025-26シーズンに期限付き移籍で所属していた選手です。公式ページへの掲載が続いていても、2026-27シーズンの残留が確定したことを意味するわけではありません。
ゴールキーパーは、エミリアーノ・マルティネスとマルコ・ビゾットが掲載されています。マルティネスは高いセービング能力に加え、相手の背後へ長いボールを送れる守護者です。ビゾットは経験豊富な控えとして、カップ戦や過密日程で出場機会を得ています。
ディフェンダーにはコンサ、パウ・トーレス、ミングス、リンデロフと複数のセンターバックがそろっています。サイドバックもキャッシュ、ディニュ、マートセン、ガルシアが在籍しており、守備重視と攻撃重視を相手に合わせて使い分けられる構成です。
中盤はアストンヴィラで最も選択肢が多いポジションです。カマラやオナナはボール奪取と守備範囲に優れ、ティーレマンスやドウグラス・ルイスは正確なパスで攻撃を組み立てます。主将マッギンは中央だけでなく、左右の攻撃的な位置にも対応できます。
ロジャーズ、ブエンディア、サンチョ、ベイリー、エリオットは、相手守備の間でボールを受けたり、ドリブルで局面を変えたりできる選手です。同じミッドフィルダー登録でも役割が大きく異なるため、試合ごとに組み合わせが変わります。
公式ページでフォワードとして掲載されているのは、ワトキンスとエイブラハムです。ワトキンスは相手最終ラインの背後へ走る動き、前線からの守備、味方へのパスを総合的にこなします。2026年4月には、アストンヴィラでの公式戦通算100得点にも到達しました。
エイブラハムは長身を生かした空中戦やゴール前での決定力が特徴です。2人はタイプが完全に同じではないため、先発の入れ替えだけでなく、試合終盤に同時起用してペナルティーエリア内の人数を増やす選択もできます。
アストンヴィラのメンバーを理解するときは、単純に選手名を確認するだけでなく、それぞれがチーム内で担当する役割を見ることが重要です。ウナイ・エメリ監督は相手や試合展開に応じて立ち位置を細かく調整するため、登録ポジションと実際の役割が異なることもあります。
エメリ監督のチームでは、ゴールキーパーにもパス能力が求められます。センターバックへ短くつなぐだけでなく、相手が前から強く守備をした場合は、前線やサイドへ長いボールを送り、相手の守備を一気に越える判断が必要です。
マルティネスはシュートへの反応だけでなく、ペナルティーエリアの外へ出て背後のスペースを処理する場面もあります。一方のビゾットは落ち着いたプレーが特徴で、控え選手が出場する試合でも守備陣をまとめられる経験を持っています。
コンサは対人守備とスピードのバランスに優れ、右サイドバックとして起用される場合もあります。パウ・トーレスは左足から縦方向へ正確なパスを入れられるため、後方から攻撃を始める場面で存在感を示します。
ミングスは高さと強さを備え、相手のクロスやロングボールへの対応が得意です。リンデロフも複数の守備位置に対応できるため、けが人が出た場合や日程が詰まった時期に貴重な選択肢となります。相手の特徴によって組み合わせが変化します。
右のキャッシュは縦への推進力があり、タッチライン沿いを走ってクロスやシュートにつなげます。左のディニュは正確なクロスやセットプレーが持ち味で、前線の選手へ早いタイミングでボールを届けられます。
マートセンはスピードと細かなボール操作に優れ、外側だけでなく中央寄りの位置でもプレーできます。ガルシアも攻撃参加を得意とするサイドバックです。左右の選手の特徴を変えることで、攻撃の幅や守備の安定性を調整できます。
カマラとオナナは、相手の攻撃を止める能力が高い選手です。カマラは状況判断と位置取りに優れ、危険な場所を早めに埋めます。オナナは長い脚と身体の強さを生かし、広い範囲でボールを奪えるのが特徴です。
ティーレマンスは低い位置から試合の流れを整え、前線へ正確な縦パスを送ります。マッギンは運動量と身体の強さを備え、攻守の切り替えを支えます。守備力の高い選手とパス能力の高い選手をどう組み合わせるかが、中盤の構成を見るポイントです。
アストンヴィラには各国代表でプレーする選手が多く、特定の一人だけに頼るチームではありません。その中でも、試合への影響力や出場時の役割、チーム内での立場を考えると、特に確認しておきたい中心選手がいます。
アルゼンチン代表のマルティネスは、アストンヴィラの最後方を支えるゴールキーパーです。近距離からのシュートへの反応、1対1で相手との距離を詰める判断、クロスへの対応など、幅広い守備能力を備えています。
感情を前面に出してチームを盛り上げる存在でもあり、重要な試合で守備陣へ指示を送ります。キックの距離も長いため、ワトキンスやロジャーズの走力を生かした速い攻撃につなげることができます。
マッギンはアストンヴィラの主将であり、チームの強度を保つ中心選手です。低い重心を生かして相手からボールを守り、前線へ運びます。中央、右、左の複数ポジションに対応し、守備時には相手のパスコースを消す役割も担います。
ティーレマンスはパスの方向や速度を使い分け、試合の流れを落ち着かせられる選手です。相手守備の間へ通す縦パスに加え、ミドルシュートやセットプレーでも得点機を作ります。2人が同時に出ると、運動量と技術を両立しやすくなります。
ロジャーズは中央の攻撃的な位置を中心に、左サイドや前線でもプレーできます。大きな体を生かして相手の接触に耐えながら前進でき、ドリブル、パス、シュートのいずれからも攻撃を完結させられます。
相手中盤とディフェンダーの間でボールを受け、前を向くプレーが大きな特徴です。ワトキンスが背後へ走ると、その動きを利用して自らゴールへ進むこともできます。若さと成長力を含め、今後のチーム編成でも大きな注目を集める選手です。
ワトキンスはゴール数だけで評価される選手ではありません。相手センターバックの背後へ繰り返し走り、守備陣を自陣方向へ下げることで、中盤の選手が使えるスペースを作ります。前線から相手を追う守備でも貢献します。
エイブラハムはゴール前で相手ディフェンダーと競り合い、クロスやこぼれ球を得点につなげられる選手です。ワトキンスの機動力とエイブラハムの高さを使い分けられることは、アストンヴィラの攻撃に大きな幅を与えています。
アストンヴィラを率いるウナイ・エメリ監督は、選手を決まった形に当てはめるだけでなく、相手の守り方や攻撃方法に合わせて配置を変えます。試合開始時のフォーメーションが同じでも、ボールを持っているときと守っているときでは形が異なります。
選手表記では4-2-3-1になることが多く、ゴールキーパーの前に4人のディフェンダー、中央に2人のミッドフィルダー、2列目に3人、最前線に1人を配置します。ロジャーズやブエンディアがトップ下に入り、ワトキンスを支える形です。
守備時には2列目の選手が下がり、4-4-2に近い配置になる場合があります。マッギンやロジャーズがワトキンスの近くまで出て相手のパスを制限し、残りの選手が中央とサイドのスペースを埋めます。
主力が出場できる場合は、GKにマルティネス、最終ラインにキャッシュ、コンサ、パウ・トーレス、ディニュまたはマートセンを置く形が考えられます。中盤ではカマラ、オナナ、ティーレマンスの中から相手に応じて2人が選ばれます。
攻撃陣はマッギン、ロジャーズ、ブエンディアなどがワトキンスを支えます。ただし、これは固定されたベストメンバーではありません。相手が自陣深くで守る場合は技術の高い選手を増やし、速い攻撃を持つ相手には守備力を重視した配置が選ばれます。
アストンヴィラは、センターバックとゴールキーパーでボールを動かし、相手の前線を自陣へ引き出します。相手選手が前へ出た瞬間に、その背後にいるティーレマンスやロジャーズへパスを通し、前向きに攻撃できる状況を作ります。
相手が中央を閉じた場合は、ディニュやキャッシュが外側で幅を取り、サイドから前進します。パウ・トーレスの左足やマルティネスの長いキックを使い、短いパスだけにこだわらず相手の守備を越えることもあります。
エメリ監督は、先発11人だけで試合を終わらせるのではなく、交代選手の役割まで考えてメンバーを選びます。リードしている場合は守備力や高さのある選手を投入し、得点が必要な場合はドリブルが得意な選手やストライカーを追加します。
ワトキンスが先発して相手守備を走らせた後、エイブラハムを投入する形も有効です。また、ベイリーやブエンディアのように途中出場から攻撃の速度を変えられる選手がいるため、試合終盤まで複数の選択肢を残せます。
夏の移籍期間中にアストンヴィラのメンバーを調べる場合、公式ページに名前があるかどうかだけで判断するのは適切ではありません。期限付き移籍の終了、レンタル先からの復帰、契約満了、完全移籍などが同じ時期に発生するためです。
2025-26シーズンには、ハーヴェイ・エリオット、ジェイドン・サンチョ、ドウグラス・ルイスが期限付き移籍でアストンヴィラに加わっていました。シーズン終了後に公式チームページへ残っていても、契約延長や完全移籍が発表されるまでは翌シーズンの所属を断定できません。
ローン契約では、期間終了後に元のクラブへ戻るのが基本です。ただし、買い取り条項や再交渉によって残留する場合もあります。移籍報道ではなく、クラブから正式発表が出ているかを確認すると誤解を防げます。
クラブ公式ページでは、コスタ・ネデリコヴィッチ、オリヴィエル・ジフ、エンソ・バレネチェア、ジョー・ガウチ、ルイス・ドビン、サミュエル・イリング・ジュニア、エヴァン・ゲサンが期限付き移籍中の選手として掲載されていました。
掲載されたローン期間は2026年6月29日までとなっていたため、契約上はいったんアストンヴィラへ戻る対象になります。ただし、プレシーズンへ参加する選手、再びローンへ出る選手、完全移籍する選手に分かれる可能性があり、全員がトップチームへ残るとは限りません。
クラブと契約している選手が、すべてプレミアリーグや欧州大会へ登録されるわけではありません。大会ごとに登録人数、年齢、育成クラブに在籍した期間などの条件があり、同じシーズンでも大会によって出場可能な選手が異なる場合があります。
若手選手は年齢によって通常の登録枠とは別に扱われることもあります。また、負傷や移籍によってシーズン途中に登録内容が変更されるケースもあります。「所属している」「公式ページに載っている」「大会へ登録されている」は、それぞれ意味が異なります。
最新メンバーを確認するときは、最初にアストンヴィラ公式サイトのチームページとニュースを確認します。加入、退団、契約延長、期限付き移籍は個別の記事として発表されるため、選手一覧の更新よりもニュースのほうが早い場合があります。
プレミアリーグ開幕後は、リーグ公式のクラブページや各試合の登録メンバーも役立ちます。スタメンだけを知りたい場合は、試合開始前に発表される先発11人と控え選手を確認してください。負傷や出場停止により、主力選手が一時的に外れる場合もあります。
アストンヴィラには、マルティネス、コンサ、マッギン、ティーレマンス、ロジャーズ、ワトキンスなど、各ポジションに実績のある選手がそろっています。守備力、パス能力、走力、得点力の異なるメンバーを組み合わせられることが、エメリ監督のチームの強みです。
一方、2026年7月上旬は夏の移籍期間中であり、期限付き移籍の選手やレンタル先から戻った選手の扱いは確定していません。最新のアストンヴィラ メンバーを知るには、情報の日付を確認し、クラブ公式の加入・退団発表と大会ごとの登録メンバーを合わせて見ることが大切です。