
チェルシーのメンバーは若手有望株から各国代表の主力まで幅広く、ポジション争いが激しいことでも注目されています。2026年夏には監督交代や新加入、期限付き移籍からの復帰が重なり、誰が正式な戦力になるのか分かりにくい状況です。この記事では、2026年7月2日時点で確認できる男子トップチームの中心選手をポジション別に整理し、主力候補、新加入選手、予想されるフォーメーションまで初心者にも分かりやすく紹介します。
チェルシーは夏の移籍期間中に選手の加入や退団が続くため、シーズン開幕時の登録メンバーが確定しているわけではありません。ここでは、2025-26シーズン終了時の主力と、2026年夏に加入が確認された選手を中心に整理します。
2026-27シーズンに向けたチェルシーの中心メンバーは、以下のように整理できます。期限付き移籍から戻る選手やプレシーズンで評価される若手もいるため、表は最終的なプレミアリーグ登録リストではなく、トップチームの有力候補をまとめた一覧として確認してください。
| ポジション | 主な選手 |
|---|---|
| GK | ロベルト・サンチェス、フィリップ・ヨルゲンセン、マイク・ペンダース |
| DF | リース・ジェームズ、トレヴォ・チャロバー、マロ・グスト、ウェズレイ・フォファナ、ヨレル・ハト、ジョシュ・アチャンポン、トシン・アダラビオヨ、ブノワ・バディアシル、ママドゥ・サール、リーヴァイ・コルウィル、マルコ・パレストラ |
| MF | モイセス・カイセド、エンソ・フェルナンデス、アンドレイ・サントス、ロメオ・ラヴィア、ダリオ・エスゴ |
| FW・攻撃的MF | コール・パーマー、ジョアン・ペドロ、ペドロ・ネト、アレハンドロ・ガルナチョ、エステヴァン・ウィリアン、リアム・デラップ、ジェイミー・ギッテンス、マルク・ギウ、ニコラス・ジャクソン |
新加入予定選手を含めると、さらに人数は増えます。所属していても期限付き移籍に出る場合があるため、単純に名前があるからといって、全員がプレミアリーグで多くの出場機会を得るとは限りません。
2026-27シーズンから男子チームを率いるのは、スペイン出身のシャビ・アロンソです。2026年7月1日に正式に仕事を始め、チェルシーとは4年間の契約を結んでいます。現役時代は中盤の選手として活躍し、指導者としてもボール保持と組織的な守備を組み合わせたチーム作りで評価されてきました。
アロンソ監督は3バックと4バックの両方を使い分けられるため、リース・ジェームズやマルコ・パレストラのような攻撃力のあるサイド選手を生かしやすいと考えられます。一方で、就任直後のため、実際の基本布陣やレギュラーはプレシーズンを通じて決まっていく見込みです。
チェルシーの主将は、下部組織出身のリース・ジェームズです。右サイドバックやウイングバックを本職としながら、試合によっては中央のミッドフィルダーとしてもプレーできます。2025-26シーズンは公式戦39試合に出場し、過去に悩まされた負傷を乗り越えて出場時間を増やしました。
ジェームズが先発しない場合は、エンソ・フェルナンデスがキャプテンを務めるケースが多く見られます。エンソは試合の流れを整えるだけでなく、2025-26シーズンには得点面でも大きく貢献しました。ジェームズとエンソがチームの中心的なリーダーと考えると、現在のメンバー構成を理解しやすくなります。
チェルシーのメンバーを確認する際は、クラブに所属する選手と、実際に大会へ登録される選手を分けて考える必要があります。プレミアリーグや欧州大会には登録人数、年齢、自国育成選手に関する規定があり、所属選手全員を同じ大会で自由に起用できるわけではありません。
また、期限付き移籍から戻った選手がプレシーズンに参加した後、再び別のクラブへ移ることもあります。試合ごとに発表されるベンチ入りメンバーも、けがや戦術によって変わります。そのため、最終登録リスト、試合当日の先発、クラブが保有する選手は、それぞれ異なるものとして確認しましょう。
守備陣には各国代表経験を持つ選手と、チェルシーの下部組織で育った選手がそろっています。センターバックの人数が多い一方、サイドバックは新加入や退団によって序列が変化しやすい状況です。
ゴールキーパーの中心はロベルト・サンチェスです。2025-26シーズンは公式戦50試合に出場し、15回のクリーンシートを記録しました。クリーンシートとは、相手に1点も与えずに試合を終えることです。長いキックから攻撃を始められる点も特徴で、最終ラインの背後を広く守る役割も担当します。
フィリップ・ヨルゲンセンは国内カップ戦を中心に起用され、サンチェスと定位置を争う存在です。さらに、ストラスブールへの期限付き移籍を経験した若手のマイク・ペンダースも将来性を評価されています。現時点ではサンチェスが一歩リードしていますが、新監督が足元の技術やビルドアップ能力を重視すれば競争は続きます。
右サイドにはリース・ジェームズ、マロ・グスト、新加入のマルコ・パレストラがいます。ジェームズはクロス、ミドルシュート、対人守備を高い水準でこなせる主将です。グストはスピードと運動量に優れ、2025-26シーズンには右だけでなく左サイドや中盤でも起用されました。
2026年7月にアタランタから加入したパレストラは、右サイドバックとウイングバックを担当できるイタリア代表選手です。2033年までの長期契約を結んでおり、新監督の最初の補強としても注目されています。3バックを採用する場合は、ジェームズを中央寄りに置き、パレストラを右ウイングバックとして起用する形も考えられます。
センターバックにはトレヴォ・チャロバー、ウェズレイ・フォファナ、リーヴァイ・コルウィル、トシン・アダラビオヨ、ブノワ・バディアシル、ママドゥ・サールがいます。さらに、ヨレル・ハトやジョシュ・アチャンポンも中央でプレーできるため、複数の組み合わせを選べる陣容です。
2025-26シーズンに最も安定して出場したセンターバックはチャロバーで、公式戦47試合に出場しました。フォファナは速さを生かして背後を守り、コルウィルは左足から正確なパスを出せます。アダラビオヨとバディアシルは高さがあり、セットプレーや空中戦で力を発揮します。
長く左サイドを担当したマルク・ククレジャは、2026年夏にレアル・マドリードへ移籍しました。そのため、左サイドバックや左ウイングバックを誰が務めるのかは、新シーズンの注目点です。最有力候補の一人が、左サイドとセンターバックの両方に対応できるヨレル・ハトです。
ハトはボールを持ったまま中盤へ移動するプレーができ、3バックでは左センターバックにも入れます。コルウィル、アチャンポン、バディアシルを左側に置く選択肢もありますが、攻撃時の幅を取れる専門的な左サイド選手が追加される可能性もあります。夏の補強によって役割が変わりやすいポジションです。
中盤にはボール奪取を得意とする選手と、攻撃を組み立てられる選手がバランスよく配置されています。前線は中央、左右、トップ下を担当できる選手が多く、相手や試合展開に応じて組み合わせを変更できます。
モイセス・カイセドは、相手からボールを奪い、危険な攻撃を早い段階で止める守備的ミッドフィルダーです。広い範囲をカバーできるうえ、ボールを回収した後に前方へ運ぶ力もあります。2025-26シーズンは公式戦50試合に出場し、5得点を記録しました。
エンソ・フェルナンデスは長短のパスで攻撃を組み立て、前方へ飛び出して得点にも関わります。同シーズンは公式戦54試合で15得点7アシストを記録し、チーム内でも特に高い攻撃成績を残しました。カイセドが守備範囲を広く受け持ち、エンソが前進する形が基本的な組み合わせです。
アンドレイ・サントスは2025-26シーズンに公式戦43試合へ出場し、チェルシーでの最初の本格的なシーズンに存在感を示しました。守備的な位置から前方へ走り込み、ペナルティーエリア内で得点に関われる選手です。エンソをトップ下へ移動させる場合には、カイセドと並ぶ選択肢になります。
ロメオ・ラヴィアは細かなボール操作と相手のプレスを外す技術を持っていますが、これまで負傷によって継続的な出場が難しい時期がありました。ダリオ・エスゴは守備力と身体能力を備えた若手です。両選手が安定してプレーできれば、カイセドやエンソの負担を減らしながら中盤の組み合わせを増やせます。
コール・パーマーはトップ下や右サイドを担当し、ラストパス、ドリブル、シュートで違いを作ります。2025-26シーズンは負傷による離脱がありながら、公式戦34試合で11得点3アシストを記録しました。相手ゴールに近い位置で前を向かせることが、チェルシーの攻撃力を高めるポイントです。
パーマーは中央へ移動しながらプレーするため、右サイドバックや右ウイングバックが外側を走ってスペースを作る形と相性がよい選手です。ジョアン・ペドロとポジションを入れ替え、パーマーが最前線へ飛び出す攻撃も可能です。セットプレーやペナルティーキックを任される機会もあります。
ジョアン・ペドロは中央のストライカーとトップ下の両方をこなし、2025-26シーズンは公式戦50試合で20得点6アシストを記録しました。得点だけでなく、少し低い位置まで下がってパス交換に参加できるため、パーマーや左右のウインガーが空いた場所へ走り込めます。
左右にはペドロ・ネト、アレハンドロ・ガルナチョ、エステヴァン・ウィリアン、ジェイミー・ギッテンスがいます。ネトは2025-26シーズンに10得点10アシストを記録し、速さとクロスで安定した働きを見せました。ガルナチョとギッテンスは縦への突破、エステヴァンは細かなドリブルと左足のシュートを得意とします。
ジョアン・ペドロ以外のセンターフォワード候補には、リアム・デラップ、マルク・ギウ、ニコラス・ジャクソンがいます。デラップは相手ディフェンダーと競り合える強さがあり、前線からの守備にも積極的です。ギウはゴール前へ素早く入る若手で、限られた出場時間の中でも得点を狙います。
ジャクソンは2025-26シーズンをバイエルン・ミュンヘンへの期限付き移籍で過ごしましたが、2026年ワールドカップにはチェルシー所属選手として招集されています。ただし、復帰後にトップチームへ残るか、新たな移籍が行われるかは夏の動き次第です。人数が多いため、出場機会を確保する目的で移籍する選手が出る可能性があります。
チェルシーはすでに多くの若手を獲得しており、加入時期を将来に設定する補強も行っています。2026年夏は、即戦力として計算される選手と、長期的な育成を前提とする選手を分けて見ることが大切です。
マルコ・パレストラは2026年7月にアタランタから加入したイタリア代表のサイドバックです。右サイドを上下に動く運動量があり、守備時には相手ウインガーへ素早く寄せ、攻撃時には高い位置まで進出できます。ウイングバックを置く3バックでは、特に特徴を発揮しやすい選手です。
契約期間は2033年までと長く、チェルシーが将来の中心選手として期待していることがうかがえます。一方、右側にはジェームズとグストもいるため、加入直後から必ず先発できるとは限りません。ジェームズを中盤や3バックの右へ移すなど、複数の選手を同時に起用する方法も考えられます。
スポルティングで経験を積んだジェオヴァニ・クエンダは、2026年夏にチェルシーへ加わる予定の若手アタッカーです。右ウイングやウイングバックでプレーでき、スピードを生かした突破を得意とします。実際にトップチームへ合流する時期や登録状況は、クラブの正式発表を確認する必要があります。
ストラスブールからは、オランダ人ストライカーのエマヌエル・エメガが2026年に加入する契約となっています。身長と速さを生かして相手ディフェンスの背後へ走れる選手です。ジョアン・ペドロやデラップと役割が重なるため、プレシーズンでの適応度や監督の戦術によって序列が決まります。
カザフスタン代表のダスタン・サトパエフも、18歳になる2026年8月以降にチェルシーへ加入する予定です。若くして国内リーグや代表チームで経験を積んでおり、スピード、シュート、ゴール前への動きが評価されています。ただし、加入直後からプレミアリーグの主力になると決まったわけではありません。
チェルシーには前線の選手が多いため、サトパエフがトップチームで育成されるのか、別のクラブへ期限付き移籍するのかが注目されます。若手選手の場合、登録上はチェルシーの選手でも、実戦経験を得るために海外やイングランド国内の別クラブでプレーするケースがあります。
シャビ・アロンソ監督の起用法を考えると、4-2-3-1と3-4-2-1の両方が候補になります。4-2-3-1ではカイセドとエンソを中盤に置き、パーマーをトップ下、ジョアン・ペドロを最前線に配置できます。左右にはネト、ガルナチョ、エステヴァンなどから調子のよい選手を選べます。
| 位置 | 予想される主な候補 |
|---|---|
| GK | ロベルト・サンチェス |
| 最終ライン | リース・ジェームズ、チャロバー、コルウィル、ヨレル・ハト |
| 守備的MF | カイセド、エンソ・フェルナンデス |
| 攻撃的MF | ペドロ・ネト、コール・パーマー、エステヴァン |
| センターフォワード | ジョアン・ペドロ |
3バックの場合はチャロバー、フォファナ、コルウィルなどを中央に置き、ジェームズやパレストラをウイングバックとして高い位置へ進ませられます。ただし、これは選手の特徴から考えられる予想であり、正式なレギュラーやフォーメーションではありません。
夏の移籍期間は短期間で状況が変わります。移籍交渉が報じられていても契約が成立しない場合があり、反対に突然の完全移籍や期限付き移籍が決まることもあります。正確なチェルシーメンバーを知りたい場合は、クラブ公式サイトの選手紹介と移籍情報を確認するのが基本です。
プレミアリーグ開幕前には背番号や登録メンバーが発表されます。欧州大会に出場するシーズンは、大会専用の登録リストも別に公表されます。所属選手一覧、リーグ登録、試合当日のメンバーを分けて確認することで、選手が見当たらない理由や起用状況を理解しやすくなります。
2026-27シーズンのチェルシーは、主将リース・ジェームズを中心に、カイセド、エンソ・フェルナンデス、コール・パーマー、ジョアン・ペドロなどが主力候補です。守備にはチャロバー、フォファナ、コルウィル、ハトがそろい、前線にはネト、ガルナチョ、エステヴァンら多彩な選手がいます。
2026年夏にはシャビ・アロンソ監督が就任し、マルコ・パレストラも正式加入しました。クエンダ、エメガ、サトパエフなどの合流も予定されており、ポジション争いはさらに激しくなります。移籍期間中はメンバーが変わる可能性があるため、開幕前の正式な登録リストやクラブ発表もあわせて確認しましょう。