
リバプールのメンバーを調べているものの、「現在所属している選手は誰なのか」「新加入や退団で何が変わったのか」と迷う人も多いでしょう。2026年夏は監督交代に加え、長年チームを支えた主力選手の退団、新しい若手選手の加入が重なっています。この記事では、2026年7月2日時点で確認できる情報を基に、リバプールのファーストチーム候補、ポジション別の特徴、注目選手、新体制を初心者にもわかりやすく紹介します。
2026-27シーズンのリバプールは、前シーズンから多くの主力を残しながら、守備陣と攻撃陣に新しい選手を加えています。ただし、夏の移籍期間中は加入や退団、期限付き移籍が発表される可能性があるため、現段階のメンバーは開幕時の登録選手と完全に同じとは限りません。
現在のリバプールには、アリソン・ベッカーやフィルジル・ファン・ダイクといった経験豊富な選手に加え、フロリアン・ヴィルツ、アレクサンデル・イサク、ウーゴ・エキティケなどが在籍しています。さらに、2026年夏にはビクトル・ムニョスとジェレミー・ジャケの加入が発表されました。
期限付き移籍から戻る選手やアカデミー所属の若手もいるため、プレシーズンでは幅広い選手が新監督へのアピールを行います。正式なリーグ登録メンバーや背番号は、移籍期間終了まで変わる可能性があることを理解しておきましょう。
2026-27シーズンに向けた主なファーストチーム候補を、ポジション別に整理すると次のとおりです。期限付き移籍からの復帰選手を含み、若手選手についてはトップチームの練習や試合に参加する可能性がある選手を掲載しています。
| ポジション | 主なメンバー |
|---|---|
| GK | アリソン、ママルダシュヴィリ、ウッドマン、ペーチ、ヤロシュ |
| DF | ファン・ダイク、ゴメス、ケルケズ、ブラッドリー、フリンポン、レオーニ、ジャケ、ツィミカス |
| MF | 遠藤航、マック・アリスター、ソボスライ、フラーフェンベルフ、ジョーンズ、ヴィルツ、エリオット、ニョニ |
| FW | イサク、エキティケ、ガクポ、キエーザ、ムニョス、ングモハ |
GKはゴールキーパー、DFはディフェンダー、MFはミッドフィールダー、FWはフォワードを意味します。選手によっては複数のポジションをこなせるため、試合の登録上の分類と実際にプレーする位置が異なる場合があります。
プレミアリーグでは、移籍期間終了後に各クラブが登録メンバーを提出します。一定年齢以下の選手は通常の登録枠とは異なる扱いになるため、リオ・ングモハやトレイ・ニョニなどの若手は、25人の登録枠に入っていなくても試合に出場できる場合があります。
夏の移籍期間中に公開されている「現在のメンバー」と、シーズン開幕後の正式登録メンバーは同じとは限りません。
正確な所属状況を知りたいときは、クラブ公式サイトの選手ページと移籍発表を併せて確認することが大切です。
また、プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、国内カップ戦では登録条件が異なります。そのため、ある大会の登録リストに名前がなくても、別の大会や今後の登録変更によって出場機会を得ることがあります。
リバプールの戦力を理解するには、選手名を覚えるだけでなく、それぞれのポジションでどのような役割を担っているかを見ることが重要です。複数の役割をこなせる選手が多く、相手や試合展開に応じて配置を変えられる点が特徴です。
ゴールキーパーの中心は、ブラジル代表としても経験豊富なアリソン・ベッカーです。シュートを止める能力だけでなく、ペナルティーエリアの外まで出て相手の攻撃を防ぐ判断力や、正確なパスで攻撃を始める能力にも優れています。
ジョルジ・ママルダシュヴィリもトップレベルの試合経験を持ち、アリソンとポジションを争える存在です。フレディ・ウッドマンやアルミン・ペーチ、期限付き移籍から戻るヴィテスラフ・ヤロシュも所属候補ですが、負傷状況や今後の移籍によって序列が変わる可能性があります。
センターバックでは、主将のフィルジル・ファン・ダイクが守備陣をまとめます。空中戦、対人守備、後方からのパスに優れ、若い選手に指示を与える役割も重要です。ジョー・ゴメスは中央とサイドの両方を担当できるため、選手交代や負傷者が出た際にも対応しやすい選手です。
ジョヴァンニ・レオーニと新加入のジェレミー・ジャケは、今後の守備陣を支えることが期待される若手センターバックです。ジャケは2026年7月に加入手続きを完了し、負傷からの復帰に向けて個別調整を行っていると伝えられています。
右サイドではジェレミー・フリンポンとコナー・ブラッドリーが有力候補です。フリンポンは非常に高い位置まで進み、ウイングのように相手ゴールへ迫れる選手です。ブラッドリーは運動量が多く、守備と攻撃を繰り返しながらチームのバランスを整えます。
左サイドではミロシュ・ケルケズが中心になると考えられます。素早い前進や積極的な攻撃参加が持ち味です。ローマへの期限付き移籍を終えたコスタス・ツィミカスも契約上は復帰対象ですが、プレシーズンでの評価や移籍市場の動きによって所属先が変わる可能性があります。
中盤にはアレクシス・マック・アリスター、ライアン・フラーフェンベルフ、ドミニク・ソボスライ、カーティス・ジョーンズなどがいます。ボールを失わずに攻撃を組み立てる選手と、前線まで走り込んで得点に関わる選手を組み合わせられる構成です。
フロリアン・ヴィルツは中盤と前線の間でボールを受け、相手守備を崩すパスやドリブルを得意とします。遠藤航は相手の攻撃を止める守備的な役割を担えるほか、試合終盤にリードを守る場面や、チームに落ち着きを与えたい場面でも頼りになる存在です。
所属選手が多くて誰から覚えればよいかわからない場合は、守備、攻撃の組み立て、得点の各分野で中心になる選手から確認すると理解しやすくなります。チームの戦い方は、中心選手の特徴を生かすように組み立てられます。
ファン・ダイクはリバプールの主将であり、守備の中心です。相手フォワードとの一対一に強く、クロスボールをはね返す空中戦でも存在感を発揮します。後方から味方へ正確なパスを届けられるため、守るだけでなく攻撃の開始地点にもなります。
2026年夏にはイブラヒマ・コナテが退団したため、新しいセンターバックとの連係を整える役割も重要です。若いレオーニやジャケが出場する場合、ファン・ダイクが位置や守備のタイミングを伝えることで、最終ライン全体の安定につながります。
ヴィルツは狭い場所でボールを扱い、相手選手の間を通すパスや素早いドリブルで好機を生み出す攻撃的な選手です。トップ下と呼ばれる中央の攻撃的な位置だけでなく、左右のスペースへ移動しながらプレーできます。
ゴール前へ最後のパスを送るだけでなく、自らシュートを打つ判断力も持っています。前線のイサクやエキティケとの距離が近くなれば、中央から相手守備を崩す形が増えるでしょう。新監督がヴィルツをどの位置で起用するかも注目点です。
イサクは中央で得点を狙うストライカーです。長身ながら足元の技術が高く、味方からのパスを受けて攻撃をつなぐこともできます。相手ディフェンダーの背後へ走る動きと、ペナルティーエリア内での落ち着いたシュートが大きな強みです。
リバプールにはエキティケやガクポなど、中央でプレーできる選手が複数います。イサクを最前線に置く形だけでなく、別のフォワードと同時に起用する形も考えられます。負傷を避けながら継続して出場できるかが、シーズンの得点力を左右します。
アリソンは決定的なシュートを防ぎ、失点を減らせるゴールキーパーです。相手選手が一人でゴールへ向かってくる場面でも、慌てて飛び込まず、シュートコースを狭めながら対応します。試合の流れを変えるようなセーブができる点は大きな強みです。
一方で、ママルダシュヴィリという実力のある競争相手もいます。試合数が多いシーズンでは、リーグ戦、欧州大会、カップ戦で出場機会を分ける可能性があります。複数の優秀なゴールキーパーを抱えることは、過密日程を戦ううえで重要です。
2026年夏のリバプールでは、長期間チームを支えた選手が複数退団する一方、将来性の高い若手選手が加わりました。単純に選手を入れ替えるだけでなく、チームの中心を次の世代へ移していく意図が見える構成です。
ビクトル・ムニョスは、スペインのオサスナから加入するウインガーです。ウインガーとは、主にピッチの左右からドリブルやクロス、シュートで攻撃する選手を指します。スピードを生かして相手の背後へ進み、ゴールやアシストに関われる点が特徴です。
2025-26シーズンにはオサスナで公式戦34試合に出場し、7得点5アシストを記録しました。リバプールとの長期契約に合意していますが、加入発表時点では就労許可と国際移籍手続きが条件とされており、ワールドカップ終了後にチームへ合流する予定です。
ジェレミー・ジャケは、フランスのレンヌから加入した若手センターバックです。身長を生かした守備だけでなく、後方からボールを運ぶ能力も評価されています。2026年1月に移籍合意が伝えられ、7月1日にリバプールへの加入手続きが完了しました。
肩の大きな負傷から回復するためのリハビリを行っており、プレシーズン開始に向けて個別のトレーニングを進めています。すぐに全試合へ出場するとは限らないものの、ファン・ダイク、ゴメス、レオーニと競いながら成長することが期待されます。
2026年夏には、モハメド・サラー、アンディ・ロバートソン、イブラヒマ・コナテ、リース・ウィリアムズがシニアチームを離れました。特にサラーとロバートソンは、長期間にわたってリバプールの攻撃を支え、多くのタイトル獲得に貢献した選手です。
ロバートソンは契約満了後にトッテナムへ移り、コナテはレアル・マドリードへ加入しました。サラーの退団によって右サイドの得点力が大きく変わるため、ムニョス、キエーザ、ヴィルツなどを含め、誰が得点とアシストを補うのかが重要になります。
2026-27シーズンからは、アンドニ・イラオラが新しいヘッドコーチを務めます。監督が変わると、先発メンバーだけでなく、選手に求められる走り方、守備の方法、ボールを奪った後の攻撃速度なども変化します。
リバプールは2026年6月4日、アンドニ・イラオラの新監督就任を発表しました。イラオラはボーンマスを率いた経験があり、前方から積極的に相手へ圧力をかけ、ボールを奪った後に素早くゴールへ向かうサッカーを得意としています。
前方からの圧力は「プレス」と呼ばれ、フォワードやミッドフィールダーも守備に参加します。攻撃の選手であっても、相手ディフェンダーへ素早く近づく運動量や、チーム全体で動く判断力が必要になります。
イラオラの戦い方では、ボールを奪ってから相手ゴールへ進む速さが重視されると考えられます。フリンポン、ケルケズ、ガクポ、ムニョス、ングモハなど、スピードのある選手にとっては長所を発揮しやすい環境です。
ただし、サイドバックが高い位置まで進むと、その背後に相手が攻撃できるスペースが生まれます。中盤の選手が空いた場所を補い、センターバックが広い範囲を守らなければなりません。攻撃力だけでなく、選手同士の連係が欠かせません。
ングモハ、ニョニ、レオーニ、ジャケなどの若手は、プレシーズンで新監督に能力を示す機会があります。新監督の就任直後は、以前の序列がそのまま引き継がれるとは限らず、練習での姿勢や戦術への適応度によって評価が変わります。
若手選手はリーグ戦だけでなく、リーグカップやFAカップで起用されることがあります。
途中出場から結果を残し、徐々に重要な試合のメンバーへ定着するケースも珍しくありません。
一方、若い選手を一度に多く起用すると試合運びが不安定になる場合があります。ファン・ダイク、アリソン、遠藤、マック・アリスターなど、経験豊富な選手と組み合わせることが重要です。
日本のサッカーファンにとって、遠藤航がどのような役割を担うかは大きな関心事です。また、移籍情報が短期間で更新される夏は、うわさと正式発表を区別してメンバーを確認する必要があります。
遠藤航は、相手からボールを奪い、中盤の危険な場所を埋める守備的ミッドフィールダーです。先発だけでなく、リードしている試合の終盤に投入され、相手の反撃を抑える役割を任されることもあります。
2026年のワールドカップには日本代表の主将として参加しています。大会終了後は休養を挟んでクラブへ合流すると考えられるため、プレシーズンの参加時期がほかの選手より遅くなる可能性があります。新監督の戦術への適応が出場機会を左右するでしょう。
「リバプールメンバー」という言葉は、クラブに所属する全選手、試合に登録された選手、先発する11人のいずれを指す場合もあります。試合前に発表されるスターティングメンバーは、その試合に先発する11人だけです。
ベンチには交代出場できる選手が入り、所属していても負傷、休養、戦術上の理由などで試合の登録外になる選手がいます。名前が試合メンバーにないからといって、必ずしも退団したわけではありません。
移籍市場では、「交渉中」「獲得に興味」「個人条件で合意」といった情報が数多く出ます。しかし、これらは正式加入を意味しません。クラブが加入を発表し、必要に応じて就労許可や国際移籍手続きが完了して初めて、試合に出場できる状態になります。
最も確実なのは、リバプール公式サイトの加入・退団発表、チームページ、プレミアリーグの登録情報を確認する方法です。試合当日の先発とベンチは、キックオフのおよそ1時間前に発表されるのが一般的です。
2026-27シーズンのリバプールは、アリソン、ファン・ダイク、マック・アリスター、ヴィルツ、イサクなどを中心とする構成です。新加入のビクトル・ムニョスとジェレミー・ジャケが加わり、若手のレオーニ、ングモハ、ニョニにも成長が期待されています。
一方で、サラー、ロバートソン、コナテらが退団し、長く続いたチームの形は大きく変わります。アンドニ・イラオラ新監督が、スピードのあるサイド選手と技術力の高い中盤をどのように組み合わせるかが注目点です。
2026年7月時点では移籍期間中のため、所属選手や背番号、期限付き移籍の状況が変わる可能性があります。リバプールメンバーを確認するときは、発表日を確認し、移籍のうわさではなくクラブや大会運営者の正式情報を基準にしましょう。