
コモ1907には、ニコ・パスやアルバロ・モラタをはじめ、将来性のある若手と国際経験豊富なベテランがそろっています。2025-26シーズンのセリエAを4位で終え、クラブ史上初となるUEFAチャンピオンズリーグ出場権も獲得しました。この記事では、2026年7月3日時点で公式に確認できるコモ1907の選手一覧、注目選手、ポジション別の特徴、新加入選手を初心者にもわかりやすく紹介します。
コモ1907のトップチームには、イタリアだけでなく、スペイン、アルゼンチン、フランス、クロアチアなど、さまざまな国の選手が在籍しています。まずはクラブ公式サイトに掲載されている選手を、ポジションと背番号ごとに確認しましょう。
| ポジション | 選手名 |
|---|---|
| ゴールキーパー | 1 ジャン・ビュテズ、12 エンリケ・メンケ、21 ノエル・トルンクヴィスト、22 マウロ・ヴィゴリート、44 ニコラ・チャヴリナ |
| ディフェンダー | 2 マルク=オリヴァー・ケンプフ、3 アレックス・バジェ、5 エドアルド・ゴルダニガ、14 ハコボ・ラモン、18 アルベルト・モレノ、28 イヴァン・スモルチッチ、31 メルギム・ヴォイヴォダ、34 ジエゴ・カルロス、77 イニャス・ファン・デル・ブレンプト |
| ミッドフィルダー | 6 マクサンス・カケレ、8 セルジ・ロベルト、10 ニコ・パス、15 アドリアン・ラード、20 マルティン・バトゥリナ、23 マキシモ・ペローネ、33 リュカ・ダ・クーニャ |
| フォワード | 7 アルバロ・モラタ、11 アナスタシオス・ドゥヴィカス、17ヘスス・ロドリゲス、19 ニコラス・キューン、38 アサン・ディアオ、42 ジェイデン・アダイ |
この一覧は、2026年7月3日時点のクラブ公式選手ページを基準にしています。夏の移籍期間中は加入や退団、背番号の変更が発生するため、開幕時の登録メンバーと完全に同じになるとは限りません。
ゴールキーパー陣では、背番号1のジャン・ビュテズが中心的な存在です。セービングだけでなく、足元でパスを受け、ディフェンダーと一緒に攻撃を組み立てる能力も求められます。コモは自陣から丁寧にボールを運ぼうとするため、ゴールキーパーも攻撃の始点として重要です。
チャヴリナ、トルンクヴィスト、メンケといった比較的若い選手に加え、経験のあるヴィゴリートも所属しています。試合数が増える2026-27シーズンは、リーグ戦、国内カップ、欧州大会での起用の分担にも注目です。
最終ラインには、ジエゴ・カルロス、アルベルト・モレノ、ケンプフ、ゴルダニガなど、主要リーグで多くの試合を経験してきた選手がいます。一方、ハコボ・ラモンやスモルチッチのように、今後さらに評価を高める可能性がある選手もそろっています。
コモのディフェンダーには、相手の攻撃を止めるだけでなく、ボールを持った際に落ち着いて前進させる技術が必要です。センターバックから中盤へ縦パスを入れられるか、サイドバックが高い位置を取れるかが、攻撃の流れを左右します。
ミッドフィルダーには、ニコ・パス、バトゥリナ、ペローネ、カケレなど、ボールを扱う技術に優れた選手がそろっています。相手からプレッシャーを受けてもパスをつなぎ、狭い場所で前を向ける選手が多いことは、コモの大きな特徴です。
セルジ・ロベルトは複数のポジションをこなせるうえ、トップレベルの大会を経験してきたベテランです。若い選手が多いチームにおいて、試合の流れを読み、プレーの速さを調整できる存在は貴重だといえます。
最前線には、モラタやドゥヴィカスのような中央でプレーできる選手と、ディアオ、ヘスス・ロドリゲス、キューン、アダイといったサイドでも力を発揮できる選手がいます。相手や試合展開に応じて、異なるタイプを組み合わせられる構成です。
中央の選手が相手ディフェンダーを引きつけ、空いたスペースへウイングが走り込む形は、コモを見るうえで注目したいポイントです。得点者だけでなく、周囲の選手が動ける場所を作った選手にも目を向けると、攻撃の仕組みが理解しやすくなります。
コモ1907には有名なベテランだけでなく、欧州の強豪クラブや各国代表から注目される若手も在籍しています。なかでも攻撃の中心を担う選手や、チーム全体を支える経験豊富な選手は押さえておきたい存在です。
ニコ・パスは、コモの攻撃に創造性を与えるミッドフィルダーです。相手選手の間でパスを受け、ドリブルやスルーパスで得点機会を作ります。自分でシュートまで持ち込めるため、単なるパス役にとどまらない点も魅力です。
2026-27シーズンもコモでプレーすることが、コモ、レアル・マドリード、選手の間で合意されています。レアル・マドリードには翌シーズンに買い戻せる権利が残されているため、コモでの成長と将来の動向が特に注目される選手です。
アルバロ・モラタは、スペイン代表や複数の欧州強豪クラブで経験を積んできたストライカーです。ゴール前での決定力に加え、相手センターバックを引きつけたり、味方のためにスペースを空けたりする動きにも長けています。
若手中心のチームでは、重要な試合を数多く経験している選手の存在が大きな意味を持ちます。調子が上がらない時間帯でも慌てずにプレーを続ける姿勢や、前線から守備を始める意識は、周囲の選手にも良い影響を与えます。
アサン・ディアオは、スピードと力強いドリブルを生かしてゴールへ向かうアタッカーです。広いスペースがある状況では一気に前進でき、相手のディフェンダーに後退を迫ります。サイドだけでなく、中央寄りの位置からゴールを狙える点も特徴です。
若さがありながらセネガル代表にも選ばれており、今後の成長が期待されています。守備を固める相手に対しては足元での細かなプレー、前へ出てくる相手には背後への走り込みと、試合によって求められる判断が変わります。
クロアチア代表のマルティン・バトゥリナは、パス、ドリブル、シュートをバランスよく備えた攻撃的なミッドフィルダーです。中央でプレーを組み立てるだけでなく、ペナルティーエリア付近へ進入して得点に関わることもできます。
ニコ・パスと同時に起用された場合は、どちらか一人に攻撃を任せる必要がありません。複数の選手が位置を入れ替えながらボールを受けることで、相手は誰をマークすべきか判断しにくくなります。
選手名だけを覚えるよりも、それぞれのポジションにどのような役割が与えられているかを知ると、試合をより楽しめます。コモでは、守備の選手にもパス能力が求められ、攻撃の選手にも組織的な守備への参加が必要です。
センターバックの基本的な仕事は、相手フォワードを抑え、シュートを打たせないことです。ただし、コモではボールを奪った後に安全な横パスを続けるだけでなく、前方の味方へ効果的なパスを入れることも求められます。
ハコボ・ラモンやスモルチッチは、守備時の対応に加えて、ボールを持った際の落ち着きにも注目したい選手です。スモルチッチはクラブとの契約を2031年まで延長しており、長期的な戦力として高く評価されていることがわかります。
アレックス・バジェ、ヴォイヴォダ、ファン・デル・ブレンプト、アルベルト・モレノなどが担うサイドバックは、守備と攻撃の両方に関わります。相手ウイングを抑えながら、ボールを持った際には高い位置へ進み、タッチライン付近で攻撃の幅を作ります。
サイドバックが前進すると、ウイングが中央へ入ってシュートやパスを狙いやすくなります。一方、ボールを失った際には後方にスペースが生まれるため、中盤やセンターバックとの連係が欠かせません。
中盤の選手は、前へ急ぐ場面と、ボールを保持して相手を動かす場面を見分けます。ペローネやカケレは守備と攻撃の間をつなぎ、ニコ・パスやバトゥリナは相手ゴールに近い位置で決定的なプレーを狙います。
相手のプレスが強いときには、少ないタッチ数でパスを回す判断が必要です。反対に余裕があるときは、ボールを運んで相手を引きつけることで、別の選手を自由にできます。中盤の判断によって、チーム全体のリズムが変化します。
フォワードはゴールを決める選手と思われがちですが、コモではパスを引き出す動きや前線からの守備も重要です。中央のストライカーが中盤まで下がってボールを受けることで、サイドの選手が相手ディフェンスの背後へ走り込めます。
モラタとドゥヴィカスでは、得意とする動きやボールの受け方が異なります。ディアオやヘスス・ロドリゲスのスピードを生かす場合もあり、誰が出場するかによって攻撃の狙いが変わる点が見どころです。
コモ1907の選手構成を理解するうえで、セスク・ファブレガス監督の考え方は外せません。現役時代に中盤の名選手として活躍した監督らしく、ボールを持つ技術、周囲を見る力、状況に応じて立ち位置を変える能力を重視しています。
コモはゴールキーパーやセンターバックから短いパスをつなぎ、相手の守備を動かしながら前進します。単にボールを長く持つことが目的ではなく、相手選手を引きつけ、その後ろにできた空間を利用することが狙いです。
この方法では、一人でもパスを受ける準備が遅れるとボールを失う危険が高まります。そのため、ボールを持っていない選手の立ち位置や動き直しも重要です。試合ではパスの本数だけでなく、受ける前の動きにも注目しましょう。
コモの攻撃では、ウイングが中央へ入り、サイドバックが外側を上がる形が見られます。攻撃的ミッドフィルダーがサイドへ移動したり、ストライカーが中盤まで下がったりすることもあり、選手の立ち位置は常に一定ではありません。
こうした位置の交換によって、相手のマークをずらし、パスを受ける選手を自由にします。ただし、全員が同じ場所へ集まると攻撃の幅がなくなるため、選手同士が周囲を確認しながらバランスを取る必要があります。
ニコ・パス、ディアオ、バトゥリナ、ハコボ・ラモンといった若い選手には、積極的にボールを持ち、自分の判断で仕掛ける機会が与えられています。一方で、モラタ、セルジ・ロベルト、アルベルト・モレノなどの経験も活用しています。
若手だけでは試合運びが不安定になる場合があり、ベテランだけでは運動量や成長性に限界が生じます。両者を組み合わせることで、勢いと落ち着きを同時に確保している点が、現在のコモの強みです。
試合中に戦い方を変えるためには、交代を行わなくても配置を変更できる選手が役立ちます。セルジ・ロベルトのように中盤とサイドでプレーできる選手や、複数の攻撃位置に対応できるアタッカーがいることで、柔軟な調整が可能です。
チャンピオンズリーグを含む多くの試合を戦うシーズンでは、けがや疲労への対応も必要になります。一つの位置だけでなく、複数の役割を理解している選手が多いほど、先発メンバーを入れ替えやすくなります。
コモ1907は、クラブ史上初めてチャンピオンズリーグに出場する2026-27シーズンへ向け、選手層の強化を進めています。公式選手ページへの反映前でも、クラブから加入が発表されている選手がいるため確認しておきましょう。
スペイン人ミッドフィルダーのルイス・ミジャは、ヘタフェから完全移籍で加入しました。契約期間は2029年6月までと発表されています。落ち着いたボール保持、周囲を生かす視野、試合の速さを調整する能力が評価されている選手です。
ニコ・パスやバトゥリナが相手ゴールに近い場所で力を発揮するには、その後方でボールを安定して運ぶ選手が必要です。ミジャが中盤の組み立てを支えることで、攻撃的な選手がより自由にプレーできる可能性があります。
ブラジル代表経験を持つカイキ・ブルーノ・ダ・シウバは、クルゼイロから加入する23歳の左サイドバックです。買い取り義務が付いた期限付き移籍で、スピード、運動量、前へボールを運ぶ積極性が特徴とされています。
左サイドにはアレックス・バジェやアルベルト・モレノもいるため、ポジション争いが激しくなります。リーグ戦と欧州大会を並行して戦ううえでは、サイドバックの負担を分散できることも大きな利点です。
コモは2025-26シーズンのセリエAで4位となり、初めてチャンピオンズリーグへの出場権を獲得しました。国内リーグとは異なる特徴を持つ相手と対戦するため、先発選手だけでなく、途中出場する選手や控え選手の働きも重要になります。
強豪との試合では守備の時間が長くなることも予想されます。普段のパスをつなぐ戦い方をどこまで続けられるか、速いカウンターをどの選手が担当するか、経験豊富な選手が若手をどのように支えるかが見どころです。
2026年7月上旬は新シーズンの準備期間であり、登録選手が確定する前の段階です。新たな選手の獲得だけでなく、期限付き移籍、完全移籍、契約終了などによって、現在のメンバーが変更される可能性があります。
選手一覧を確認するときは、クラブ公式サイトのトップチームページと最新ニュースを併せて見ることが大切です。加入発表直後の選手は、選手一覧ページにまだ掲載されていない場合があります。
コモ1907には、ニコ・パス、アサン・ディアオ、マルティン・バトゥリナなどの若手と、モラタ、セルジ・ロベルト、アルベルト・モレノなどの経験豊富な選手がそろっています。世代や国籍が異なる選手を組み合わせ、技術的なパスワークと積極的な攻撃を目指しているチームです。
2026-27シーズンに向けては、ルイス・ミジャとカイキ・ブルーノの加入も発表されています。チャンピオンズリーグを含む厳しい日程のなかで、既存選手と新加入選手がどのような組み合わせで起用されるかに注目です。
試合を見る際は、得点を決めた選手だけでなく、パスを受ける前の動き、サイドバックの上がり方、中盤の位置関係にも目を向けてみてください。コモ1907の選手それぞれの役割がわかると、ファブレガス監督が目指すサッカーをより深く楽しめます。