ジェレミー フリンポン 成績まとめ|リヴァプールとレバークーゼンでの記録を紹介

ジェレミー・フリンポンの成績を調べると、得点力の高い右サイドバックとして注目されている理由が見えてきます。特にレバークーゼンでは、守備の選手とは思えないほど多くのゴールとアシストを記録しました。この記事では、2025-26シーズンのリヴァプールでの数字、クラブ別の通算記録、代表成績を整理し、数字を見る際の注意点も初心者向けに解説します。

 

ジェレミー フリンポンの2025-26シーズン成績

ジェレミー・フリンポンは2025年夏、ドイツのバイヤー・レバークーゼンからリヴァプールへ移籍しました。プレミアリーグ初挑戦となった2025-26シーズンは、右サイドバックだけでなく右ウイングに近い位置でも起用されています。

 

リヴァプールでの公式戦成績

リヴァプールのクラブ公式プロフィールで表示されている2025-26シーズンの記録は、公式戦35試合出場、2得点、2アシストです。加入初年度から複数の大会に出場し、右サイドの選択肢として一定の出場機会を得ました。

 

ただし、成績サイトによっては出場数が32試合から35試合程度で表示されることがあります。これはコミュニティ・シールドを公式戦に含めるか、途中出場をどの時点まで反映しているかなど、集計条件が異なるためです。最新情報を確認するときは、更新日と対象大会を見る必要があります。

 

対象 出場 得点 アシスト
2025-26シーズン公式戦 35試合 2得点 2アシスト
プレミアリーグ 21試合 0得点 1アシスト

公式戦全体とプレミアリーグだけの成績は別の数字です。「今季2得点」と「リーグ戦0得点」は矛盾しておらず、2得点はいずれもリーグ戦以外の試合で記録されています。

 

プレミアリーグでは21試合に出場

プレミアリーグでは21試合に出場し、12試合前後で先発しました。出場時間は約1,040分で、フル出場に換算すると約11.6試合分です。シーズンを通して不動の先発だったというより、先発と途中出場を組み合わせながら起用されたことが分かります。

 

リーグ戦での記録は0得点1アシストでした。レバークーゼン時代の得点数と比べると控えめですが、リーグや戦術が変わった加入初年度であり、出場時間もドイツ時代より限られています。単純な得点数だけで失敗と判断するのは早いでしょう。

 

リヴァプールで記録した2得点

リヴァプールでの初得点は、2025年8月のFAコミュニティ・シールドで生まれました。本人はクロスを狙ったボールだったと説明していますが、鋭い軌道でそのままゴールに入り、加入後最初の公式戦で得点を記録しました。

 

もう1点は、2026年1月に行われたFAカップのバーンズリー戦です。アンフィールドでの初得点となり、右サイドから攻撃に加わるフリンポンらしい働きを見せました。2025-26シーズンの2得点は、コミュニティ・シールドとFAカップでの得点です。

 

加入初年度の数字をどう評価するか

レバークーゼン時代と比べると、リヴァプールでの攻撃成績は下がっています。主な理由として考えられるのは、出場時間の減少、プレミアリーグへの適応、右サイドバックと右ウイングを行き来する役割の変化です。

 

一方で、スピードを生かした縦への突破や、相手守備を押し下げる動きはチームに新しい攻撃手段を加えました。得点とアシストだけでなく、どの位置で起用され、何分プレーしたかまで確認すると、初年度の実態を把握しやすくなります。

 

クラブ別に見るジェレミー・フリンポンの通算成績

フリンポンはマンチェスター・シティの育成組織で成長した後、セルティックでトップチームデビューを果たしました。その後、レバークーゼンで大きく飛躍し、2025年にリヴァプールへ加入しています。

 

セルティック時代の成績

フリンポンは2019年にセルティックのトップチームへ加入し、公式戦通算51試合で3得点を記録しました。スコットランド・プレミアシップに限ると36試合3得点です。10代で出場機会をつかみ、攻撃的な右サイドバックとして評価を高めました。

 

セルティックでは国内リーグだけでなく、スコティッシュ・カップ、リーグカップ、ヨーロッパリーグなども経験しています。小柄ながらスピードと積極性があり、ボールを持つと迷わず前へ進むプレーが特徴でした。

 

レバークーゼンでは190試合30得点

2021年1月に加入したレバークーゼンでは、公式戦通算190試合30得点44アシストを記録しました。右サイドバックや右ウイングバックを主戦場とする選手としては、非常に高い攻撃参加数です。

 

ブンデスリーガだけでは133試合23得点を残しています。ゴール前まで走り込む回数が多く、一般的なサイドバックのように後方からクロスを上げるだけでなく、センターフォワードに近い位置でシュートを打つ場面もありました。

 

最も成績が良かった2023-24シーズン

フリンポンのキャリアで特に目立つのが、2023-24シーズンです。レバークーゼンで公式戦47試合に出場し、14得点12アシストを記録しました。合計26得点に直接関与しており、攻撃選手と比べても優秀な数字です。

 

ブンデスリーガでは31試合9得点9アシストを記録しました。レバークーゼンはこのシーズン、クラブ史上初のブンデスリーガ優勝を達成し、DFBポカールも制覇しています。フリンポンは右ウイングバックとして歴史的なシーズンを支えました。

 

2024-25シーズンも17得点に関与

移籍前最後の2024-25シーズンは、公式戦48試合で5得点12アシストを記録しました。前シーズンより得点は減ったものの、アシスト数は同じであり、チャンスメーク能力を維持しています。

 

ブンデスリーガでは33試合すべてに出場して5得点を挙げ、チャンピオンズリーグでも10試合に出場しました。欧州最高レベルの大会では5アシストを記録しており、強い相手との試合でも攻撃力を発揮できることを示しています。

 

シーズン別成績から分かる成長

フリンポンの成績は、レバークーゼン加入直後から一気に伸びたわけではありません。出場経験を積み、チーム内での役割が攻撃的になるにつれて、得点とアシストが増えていきました。

 

2020-21シーズンは適応期間

2021年1月にセルティックから移籍したため、2020-21シーズンのレバークーゼンでの出場は公式戦13試合でした。得点はなく、まずはブンデスリーガの速さや強度、チームの守備方法を学ぶ時期だったと考えられます。

 

右サイドバックは、攻撃と守備の両方で連係が求められるポジションです。途中加入した選手がすぐに安定した成績を残すのは簡単ではありませんが、フリンポンは持ち味の加速力を生かして出場機会を増やしました。

 

2021-22シーズンから得点が増加

2021-22シーズンは公式戦34試合で2得点を記録しました。ブンデスリーガでは25試合1得点で、前年より出場時間が大きく増えています。この時期から右サイドの高い位置まで進出するプレーが定着しました。

 

フリンポンの攻撃参加は、味方がボールを持ってから始まるだけではありません。相手の守備ラインの背後へ早い段階で走り、パスを引き出すことで攻撃の幅を広げます。こうした動きが、後の得点増加につながりました。

 

2022-23シーズンに公式戦9得点

2022-23シーズンは公式戦48試合で9得点を挙げ、一段上の攻撃力を示しました。ブンデスリーガでは34試合8得点を記録しており、守備登録の選手としては目立つ数字です。

 

このシーズンにはチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグにも出場しました。国内リーグだけでなく欧州大会でも経験を積み、スピード任せではなく、味方とのパス交換やゴール前へ入るタイミングを使って決定機を作る選手へ成長しています。

 

過去4シーズンの変化

レバークーゼンでの主要シーズンを並べると、2021-22シーズンの2得点から、2022-23シーズンは9得点、2023-24シーズンは14得点へ増えています。チーム戦術と本人の特徴がかみ合ったことで、攻撃成績が大きく伸びました。

 

2024-25シーズンは5得点に減りましたが、12アシストを記録しています。シュートを決めるだけでなく、味方の得点を作る役割も担っていたため、得点数だけを見て成績が大幅に落ちたとは判断できません。

 

ジェレミー・フリンポンの成績が高い理由

フリンポンが多くの得点とアシストを記録できた背景には、本人の能力だけでなく、レバークーゼンで任されていた特殊な役割があります。一般的な4バックの右サイドバックとは、プレーする位置が大きく異なりました。

 

右ウイングバックとして高い位置を取る

レバークーゼンはシャビ・アロンソ監督の下で、3人のセンターバックを置く形を多く採用しました。フリンポンは右ウイングバックとして、守備時には最終ラインへ戻りながら、攻撃時には右ウイングのように前進しています。

 

後方を3人のセンターバックが支えるため、フリンポンは早い段階から相手ゴールへ向かえました。成績を見るときは、守備登録の選手が実際にどの位置でプレーしていたかを確認することが重要です。

 

最大の特徴は爆発的なスピード

フリンポンは、一瞬で相手を置き去りにする加速力を備えています。広いスペースへ走るだけでなく、狭い場所から急に方向を変えて前進できるため、相手の左サイドバックにとって対応しにくい選手です。

 

UEFAの大会データでは時速34キロを超えるトップスピードも記録しています。速さによって相手の守備ラインを押し下げられるため、本人がボールに触れなくても、中央の味方がプレーするスペースを生み出せます。

 

クロスだけでなくゴール前へ入る

攻撃的なサイドバックの多くは、外側からクロスを供給してアシストを狙います。フリンポンはそれに加えて、ペナルティーエリア内へ走り込み、自分でシュートを打つ回数が多い選手です。

 

特に2023-24シーズンは、反対側からのクロスや中央の選手が落としたボールに合わせ、ゴール前で得点しました。9得点を記録した同シーズンのブンデスリーガ成績は、前線に近い位置取りを任されていたことの表れです。

 

守備成績は役割と合わせて見る

フリンポンは身長約172センチで、空中戦や相手を背負った守備を得意とする大型サイドバックではありません。一対一で相手に向き合ったときは、速さを使ってボールへ寄せたり、抜かれた後に追いついたりする守備が中心です。

 

タックル数やクリア数が少ない場合でも、それだけで守備力が低いとは限りません。所属チームのボール保持率、担当する位置、後方を支える味方の人数によって守備データは変わります。攻撃成績と同様に、戦術的な条件を含めて評価する必要があります。

 

オランダ代表での成績と主な実績

アムステルダム生まれのフリンポンは、世代別代表を経てオランダのフル代表に選ばれました。クラブでの実績に比べると代表での出場数はまだ多くありませんが、右サイドの攻撃力を高められる選手として起用されています。

 

オランダ代表では15試合1得点

2026年3月末時点のオランダ代表成績は、15試合出場1得点です。フル代表デビューは2023年10月13日のフランス戦で、途中出場から国際試合の経験をスタートさせました。

 

右サイドにはデンゼル・ダンフリースなどの有力選手がいるため、クラブほど継続的な先発機会を得られていません。それでも、試合展開を変えたい場面でスピードを加えられる存在として代表に招集されてきました。

 

代表初得点はカナダ戦

代表で唯一の得点は、2024年6月6日に行われたカナダとの親善試合で記録しました。オランダが4対0で勝利した試合で、フリンポンは代表3試合目にして初ゴールを挙げています。

 

この試合では得点だけでなく、右サイドからの仕掛けでも攻撃に関与しました。クラブで見せていた縦への推進力を代表でも発揮し、EURO2024を前に自身の特徴を示した試合です。

 

ワールドカップとEUROでの状況

フリンポンは2022年のFIFAワールドカップでオランダ代表メンバーに選ばれましたが、大会中の出場はありませんでした。その後に代表デビューを果たし、EURO2024のメンバーにも選出されています。

 

一方、2026年のワールドカップ最終メンバーからは外れました。クラブでの出場状況や代表内の競争など、選考には複数の要素があります。代表成績を確認する際は、招集された大会と実際に出場した試合を分けて見ることが大切です。

 

ジェレミー フリンポンの成績まとめ

ジェレミー・フリンポンは、セルティックで公式戦51試合3得点、レバークーゼンで190試合30得点44アシストを記録しました。特に2023-24シーズンの47試合14得点12アシストは、攻撃的な右サイドの選手として非常に優れた成績です。

 

2025-26シーズンはリヴァプールで公式戦35試合2得点2アシスト、プレミアリーグでは21試合0得点1アシストでした。ドイツ時代より数字は下がりましたが、出場時間やポジション、リーグへの適応状況が異なるため、単純比較はできません。

 

フリンポンの成績を正しく理解するには、ゴールとアシストだけでなく、右サイドバックと右ウイングバックの違い、先発数、出場時間、所属チームの戦術も確認しましょう。高い位置で起用されたときに、スピードとゴール前への飛び出しを最大限に発揮する選手です。