ニック ウォルトメイド 成績まとめ|最新シーズンとクラブ・代表の記録

ニック・ウォルトメイドは、身長198cmの大型フォワードでありながら、足元の技術やドリブル、味方との連係にも優れたドイツ代表選手です。2024-25シーズンにVfBシュトゥットガルトで飛躍し、2025年夏にはニューカッスル・ユナイテッドへ移籍しました。この記事では、2026年7月時点で確認できる最新成績をはじめ、クラブ別の記録、ドイツ代表での数字、成績から見える特徴をわかりやすく紹介します。

 

ニック・ウォルトメイドの最新成績

ニック・ウォルトメイドの成績を見る際は、リーグ戦だけでなく、国内カップ戦やUEFAチャンピオンズリーグを分けて確認することが大切です。まずは、ニューカッスル加入後の2025-26シーズンを中心に整理します。

 

2025-26シーズンのプレミアリーグ成績

ウォルトメイドは2025-26シーズンのプレミアリーグで33試合に出場し、8ゴール3アシストを記録しました。先発出場は24試合で、プレー時間は約1,900分です。加入初年度から多くの試合に起用され、センターフォワードを中心にニューカッスルの攻撃を支えました。

 

リーグ戦では32本のシュートから8得点を挙げており、単純計算では約4本に1本がゴールになっています。得点数だけを見ると突出した数字ではありませんが、初めて挑戦したプレミアリーグで一定の決定力を示したと評価できます。

 

項目 2025-26シーズンの成績
出場試合数 33試合
先発出場 24試合
ゴール 8得点
アシスト 3回
シュート 32本
枠内シュート 13本

公式戦全体では51試合に出場

プレミアリーグに加え、UEFAチャンピオンズリーグ、FAカップ、リーグカップを合わせると、ウォルトメイドはニューカッスルで公式戦51試合に出場しました。過密日程のなかで年間50試合を超えたことは、監督から継続的に戦力として計算されていたことを示しています。

 

公式戦全体の得点は11ゴールです。シーズン序盤は加入後の5試合で4得点を挙げるなど順調なスタートを切りましたが、途中にはリーグ戦で長期間ゴールから遠ざかる時期もありました。それでも、最終盤のウェストハム戦でシーズン11点目を決めています。

 

チャンピオンズリーグでは10試合1ゴール

2025-26シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでは、10試合に出場して1ゴールを記録しました。プレー時間は約650分で、先発と途中出場の両方を経験しています。得点はユニオン・サン=ジロワーズ戦で決めたもので、ニューカッスルの4対0の勝利に貢献しました。

 

欧州最高レベルの大会では、相手守備の強度や試合展開の違いもあり、リーグ戦ほど得点を伸ばせませんでした。一方で、国際大会で10試合に出場した経験は大きく、ポストプレーや守備時の立ち位置を含めた総合的な成長につながるシーズンになりました。

 

シュトゥットガルトで残した2024-25シーズンの成績

ウォルトメイドの評価を大きく高めたのが、VfBシュトゥットガルトでプレーした2024-25シーズンです。リーグ戦とDFBポカールの両方で得点を重ね、ドイツ国内で注目される若手フォワードになりました。

 

ブンデスリーガで28試合12ゴール

2024-25シーズンのブンデスリーガでは、28試合に出場して12ゴール2アシストを記録しました。先発に定着したのはシーズン途中からでしたが、限られた出場時間のなかで効率良く得点を重ね、リーグの得点ランキングで10位に入りました。

 

リーグ戦で記録した12得点のうち、PKを除いた得点は10ゴールです。PK以外の期待得点を表す「ノンペナルティーxG」は約8.0だったため、与えられたチャンス以上の得点を決めた計算になります。シュート決定率の高さが飛躍を支えたシーズンでした。

 

DFBポカールで5ゴールを挙げて得点王

ドイツ国内のカップ戦であるDFBポカールでは、5試合に出場して5ゴールを挙げ、大会得点王になりました。準決勝のRBライプツィヒ戦で得点したほか、アルミニア・ビーレフェルトとの決勝でも先制ゴールを決めています。

 

シュトゥットガルトは決勝を4対2で制し、1996-97シーズン以来となるDFBポカール優勝を達成しました。ウォルトメイドにとっては、トップレベルで獲得した初めての主要タイトルです。重要な試合で得点を残したことも、その後の評価上昇につながりました。

 

公式戦33試合17ゴールを記録

リーグ戦とDFBポカールを合わせた2024-25シーズンの成績は、公式戦33試合17ゴールです。平均すると約1.9試合に1得点のペースであり、フル出場が多くなかったことを考えると非常に高い得点効率でした。

 

この活躍によって、ドイツ選手会が選ぶブンデスリーガの新人賞を受賞し、ドイツのサッカー専門誌が選ぶシーズンベストチームにも入りました。大型選手でありながら技術的なプレーを得意とする独自性も注目され、2025年夏のニューカッスル移籍へつながっています。

 

大会 出場 得点 アシスト
ブンデスリーガ 28試合 12得点 2回
DFBポカール 5試合 5得点 記録なし
公式戦合計 33試合 17得点 2回以上

クラブ別に見るニック・ウォルトメイドの通算成績

ウォルトメイドは、ブレーメンの育成組織からトップチームへ昇格し、エルフェアスベルクへの期限付き移籍を経て成長しました。クラブごとの数字を見ると、出場機会を得たことで得点力が伸びた過程がわかります。

 

ブレーメンではリーグ48試合2ゴール

ウォルトメイドは2010年にヴェルダー・ブレーメンの育成組織へ入り、2020年2月に17歳でブンデスリーガデビューを果たしました。当時はブレーメンのクラブ史上最年少となるブンデスリーガ出場であり、早い段階から将来を期待されていました。

 

一方、ブレーメンのトップチームではリーグ戦通算48試合2ゴールにとどまっています。途中出場や攻撃的ミッドフィールダーとしての起用も多く、純粋な得点役として十分な時間を与えられていたわけではありません。若手時代は、ゴールよりもボールを収める技術や連係面が評価されていました。

 

エルフェアスベルクで31試合10ゴール

2022-23シーズンには、ドイツ3部のSVエルフェアスベルクへ期限付き移籍しました。リーグ戦31試合で10ゴール9アシストを記録し、合計19得点に直接関与しています。チームは3部優勝と2部昇格を達成しました。

 

ウォルトメイド自身も3部リーグの年間最優秀選手に選ばれています。それまでトップカテゴリーで得点を残せていなかった選手が、継続的な出場機会によって攻撃の中心へ成長したシーズンです。この経験によって、相手を背負うプレーやゴール前へ入るタイミングが改善されました。

 

シーズン別成績からわかる成長

初期のウォルトメイドは、ブレーメンで出場しても得点に結び付かない試合が目立ちました。しかし、エルフェアスベルクで初めてリーグ戦二桁得点を記録し、ブレーメン復帰後の2023-24シーズンには30試合2ゴールを残しています。

 

その後、シュトゥットガルトで12ゴール、ニューカッスルで8ゴールを挙げました。リーグのレベルが上がっても一定の数字を残しているため、一時的に活躍しただけではなく、トップカテゴリーで得点できる選手へ成長したと考えられます。

 

シーズン クラブ リーグ 出場 得点
2019-20 ブレーメン ブンデスリーガ 5試合 0得点
2020-21 ブレーメン ブンデスリーガ 6試合 0得点
2021-22 ブレーメン ブンデスリーガ2部 7試合 0得点
2022-23 エルフェアスベルク ドイツ3部 31試合 10得点
2023-24 ブレーメン ブンデスリーガ 30試合 2得点
2024-25 シュトゥットガルト ブンデスリーガ 28試合 12得点
2025-26 シュトゥットガルト ブンデスリーガ 1試合 0得点
2025-26 ニューカッスル プレミアリーグ 33試合 8得点

ドイツ代表と年代別代表での成績

ウォルトメイドはドイツの各年代別代表に選ばれ、2025年にA代表デビューを果たしました。特にU-21欧州選手権と2026年ワールドカップ欧州予選で重要な得点を記録しています。

 

U-21欧州選手権で5試合6ゴール

2025年のUEFA U-21欧州選手権では、ドイツ代表として5試合に出場し、6ゴールを挙げて大会得点王になりました。グループリーグのスロベニア戦ではハットトリックを達成し、その後もチェコ戦や準決勝のフランス戦で得点しています。

 

ドイツは決勝まで進みましたが、延長戦の末にイングランドへ2対3で敗れ、準優勝となりました。それでも、ウォルトメイドは大会のベストチームにも選出されています。短期大会で安定して得点を重ねたことが、A代表での起用や移籍市場での評価を押し上げました。

 

A代表では12試合4ゴール

ウォルトメイドは2025年6月4日のポルトガル戦でドイツA代表デビューを果たしました。2026年7月時点では、A代表で12試合に出場して4ゴールを記録しています。初得点は2025年10月の北アイルランド戦でした。

 

続くルクセンブルク戦では2ゴールを挙げ、スロバキア戦でも先制点を決めています。A代表での4得点は、すべて2026年ワールドカップ欧州予選で記録したものです。予選では6試合4ゴール1アシストとなり、ドイツの本大会出場に大きく貢献しました。

 

2026年ワールドカップにも出場

2026年ワールドカップでは背番号11を着用し、ドイツ代表のメンバーに選ばれました。しかし、所属クラブでシーズン後半に出場時間が減っていたこともあり、大会では絶対的な先発として起用されたわけではありません。

 

ドイツはグループステージを突破したものの、ラウンド32でパラグアイと対戦し、1対1からのPK戦で敗退しました。ウォルトメイドもPKを担当しましたが、相手ゴールキーパーに止められています。大会で得点は残せず、本人にとって課題の残る初のワールドカップとなりました。

 

成績からわかるウォルトメイドの特徴と評価

ウォルトメイドは、一般的な大型センターフォワードとは異なる特徴を持っています。得点数だけでなく、シュート効率やプレーの内容も確認すると、チーム内で担っている役割が見えやすくなります。

 

身長198cmでも足元のプレーが得意

身長198cmという体格から、空中戦を中心とするフォワードを想像されやすい選手です。しかし、実際には足元でボールを受け、細かなタッチで相手をかわすプレーを得意としています。センターフォワードだけでなく、トップ下やセカンドストライカーとして起用された経験もあります。

 

相手ゴールに背を向けてパスを受け、味方へボールを落とすポストプレーにも対応できます。自分で得点するだけでなく、周囲の選手が前向きでプレーする時間を作れる点が特徴です。そのため、ゴール数が少ない試合でも攻撃の組み立てに貢献している場合があります。

 

少ないシュートを得点につなげられる

2024-25シーズンのブンデスリーガでは、40本以上のシュートを放った選手のなかで、ウォルトメイドのシュート決定率は上位に入りました。PKを除いても、約8.0の期待得点から10ゴールを挙げています。

 

ニューカッスル加入後も、プレミアリーグで32本のシュートから8ゴールを記録しました。シュートを大量に打つタイプではありませんが、ゴール前で落ち着いてコースを狙える選手です。ただし、シュート数自体が少ないため、安定して二桁得点を残すにはチャンスへ関与する回数を増やす必要があります。

 

最新成績は成功と課題の両方を示している

プレミアリーグ初年度の8ゴール3アシストは、24歳の外国籍選手としては一定の成果です。デビュー戦で決勝ゴールを挙げ、シーズンを通して51試合に出場したことからも、即戦力として役割を与えられていたことがわかります。

 

一方で、シーズン途中にはリーグ戦17試合連続で得点できない期間がありました。相手の激しい守備に対応するフィジカル面、ゴール前へ入る頻度、試合ごとの安定感には改善の余地があります。決定力は高いものの、継続的にシュート機会を作れるかが今後の重要な評価ポイントです。

 

成績サイトによって出場数が異なる場合は、リーグ戦のみの数字か、カップ戦や欧州大会を含む公式戦全体の数字かを確認しましょう。途中出場を含めるか、特定の集計日までの数字かによっても差が生じます。

ニック ウォルトメイドの成績まとめ

ニック・ウォルトメイドは、2024-25シーズンにシュトゥットガルトで公式戦33試合17ゴールを記録し、DFBポカール優勝と大会得点王を達成しました。ブンデスリーガでは28試合12ゴールを挙げ、この活躍をきっかけにニューカッスルへ移籍しています。

 

2025-26シーズンはプレミアリーグで33試合8ゴール3アシスト、公式戦全体では51試合11ゴールを記録しました。チャンピオンズリーグでも10試合に出場しており、加入初年度から国内外の多くの試合を経験しています。

 

ドイツ代表では2026年7月時点で12試合4ゴールです。198cmの高さだけに頼らず、足元の技術と高いシュート決定率を生かせる点が大きな特徴です。今後はシュート機会と安定感を高められるかが、クラブと代表でさらに成績を伸ばすための注目点になります。