ラスムス ホイルンド 成績まとめ|ナポリ移籍後とマンU時代を数字で解説

ラスムス・ホイルンドは、スピードと力強い抜け出しを武器にするデンマーク代表のストライカーです。マンチェスター・ユナイテッドでは得点力を示した一方、シーズンによる成績の差も注目されました。その後はナポリで復調し、2025-26シーズンに公式戦44試合16得点を記録しています。この記事では、最新成績、クラブ別の数字、代表での実績を初心者にもわかりやすく整理します。

 

ラスムス ホイルンドの成績を最新情報で確認

最初に、ホイルンドの現在の所属クラブと最新シーズンの数字を確認しましょう。大会やデータ提供元によって出場数やアシスト数の扱いが異なる場合があるため、公式戦全体とリーグ戦を分けて見ることが大切です。

 

2026年7月時点ではナポリに所属

ホイルンドは2003年2月4日生まれのデンマーク人選手で、主なポジションはセンターフォワードです。身長は約191センチあり、左足を得意としています。大柄な選手ですが動きは重くなく、相手ディフェンスの背後へ走るプレーを得意とするストライカーです。

 

2025年夏にマンチェスター・ユナイテッドからナポリへ期限付きで加入し、契約には一定の条件を満たした場合の買い取り義務が含まれていました。2025-26シーズン終了後に条件が成立し、2026年6月にナポリへの完全移籍が正式に決定しています。

 

ナポリ加入1年目は公式戦44試合16得点

ナポリで迎えた2025-26シーズンは、公式戦44試合に出場して16得点を記録しました。単純計算では約2.75試合に1得点のペースです。マンチェスター・ユナイテッドで苦戦した2024-25シーズンと比べると、得点数と安定感の両方が改善しました。

 

リーグ戦では33試合12得点5アシストと集計されており、得点だけでなく味方のゴールにも関与しています。チャンピオンズリーグではスポルティング戦で2得点を挙げるなど、大きな大会でも結果を残しました。ナポリ移籍はホイルンドの成績を立て直す転機になったと評価できます。

 

クラブ通算では226試合69得点が目安

トップチームでの主要公式戦をクラブ別に合計すると、ナポリでの2025-26シーズン終了時点で226試合69得点が目安となります。大会の分類や予選を含めるかによって集計が変わる場合はありますが、キャリア全体の傾向を把握する数字として役立ちます。

 

所属クラブ 公式戦出場 得点
コペンハーゲン 32試合 5得点
シュトゥルム・グラーツ 21試合 12得点
アタランタ 34試合 10得点
マンチェスター・ユナイテッド 95試合 26得点
ナポリ 44試合 16得点
合計 226試合 69得点

キャリアの初期は欧州カップ戦で得点を重ね、オーストリア移籍後にリーグ戦でも数字を伸ばしました。その後はイタリアとイングランドの強豪クラブで出場を続けています。23歳の段階ですでに複数の国でプレーしている点も、ホイルンドの大きな特徴です。

 

2025-26シーズンのナポリで残した成績

ナポリでは主力センターフォワードとして起用され、リーグ戦、チャンピオンズリーグ、国内カップ戦に出場しました。単に出場機会が増えただけでなく、ゴール前へ入る回数や味方との連係が改善し、得点に結び付いています。

 

セリエAでは二桁得点を達成

2025-26シーズンのセリエAでは、33試合12得点5アシストを記録しました。1試合平均の得点数だけを見ると圧倒的な数字ではありませんが、厳しい守備が特徴のイタリアで二桁得点を達成した点は評価できます。先発出場が多く、攻撃の中心として継続的に起用されました。

 

ホイルンドはゴール前で待ち続けるタイプではなく、前線から下がってボールを受けたり、相手センターバックを引き付けたりします。そのため、自分がシュートを打たない場面でも攻撃に関与します。5アシストという数字からも、ナポリでは周囲を生かすプレーが増えたことがわかります。

 

欧州大会でも勝利につながるゴール

チャンピオンズリーグでは7試合3得点を挙げました。特にスポルティング戦では2本のシュートをいずれも得点につなげ、2対1の勝利に大きく貢献しています。限られたチャンスを決めた内容で、決定力の高さを示した試合でした。

 

ホイルンドはマンチェスター・ユナイテッド時代にもチャンピオンズリーグ6試合5得点を記録しており、欧州大会との相性が良い選手です。守備側が前へ出てくる試合では、広くなった背後のスペースを利用できます。走力を発揮しやすい展開になると、得点の可能性が高まります。

 

スーペルコッパ優勝にも貢献

イタリアのスーペルコッパでは2試合に出場し、ACミランとの準決勝で得点しました。ナポリはその試合に2対0で勝利し、続く決勝も制してタイトルを獲得しています。ホイルンドにとっては、加入1年目で手にした重要なチームタイトルとなりました。

 

ナポリでの大会別成績は、セリエAが33試合12得点、チャンピオンズリーグが7試合3得点、スーペルコッパが2試合1得点、国内カップ戦が2試合無得点という内訳です。合計すると公式戦44試合16得点となり、複数の大会で得点できたシーズンでした。

 

マンチェスター・ユナイテッド時代の成績

ホイルンドは2023年夏にアタランタからマンチェスター・ユナイテッドへ加入しました。2シーズンで公式戦95試合26得点を記録していますが、1年目と2年目ではリーグ戦の得点数に大きな差があります。

 

2023-24シーズンは43試合16得点

加入1年目は公式戦43試合16得点を記録しました。プレミアリーグでは30試合10得点、チャンピオンズリーグでは6試合5得点です。プレミアリーグへの適応に時間を要したものの、シーズン途中から連続して得点し、最終的にはリーグ戦二桁得点へ到達しました。

 

チャンピオンズリーグではチームがグループステージで敗退した一方、ホイルンド個人は高い得点ペースを残しています。ガラタサライ戦や古巣コペンハーゲン戦などでゴールを挙げました。守備ラインの背後へ走り、少ないタッチでシュートまで持ち込む長所が表れています。

 

2024-25シーズンは52試合10得点

2年目は公式戦52試合10得点となり、出場数は増えましたが得点数は減少しました。プレミアリーグでは32試合4得点にとどまり、長期間ゴールから遠ざかった時期もあります。一方、ヨーロッパリーグでは15試合6得点を挙げ、チームの決勝進出に貢献しました。

 

リーグ戦での不振だけを見ると成長が止まったように感じますが、全大会では二桁得点を維持しています。ボデ/グリムト戦やヴィクトリア・プルゼニ戦では、それぞれ2得点を記録しました。ヨーロッパリーグでは得点ランキング上位に入り、大会を通じて一定の結果を残しています。

 

マンU通算95試合26得点をどう評価するか

マンチェスター・ユナイテッドでの通算成績は95試合26得点で、得点率は約3.65試合に1得点です。プレミアリーグに限ると62試合14得点となります。期待された移籍金や正規ストライカーという役割を考えると、リーグ戦の数字には物足りなさが残りました。

 

ただし、加入時は20歳であり、得点機会の少ない試合でも前線の中心を任されていました。2023-24シーズンにはFAカップ優勝を経験し、翌シーズンにはヨーロッパリーグ決勝へ進出しています。完全な失敗ではなく、良い時期と苦しい時期の差が大きかった2年間と見るのが適切です。

 

コペンハーゲンからアタランタまでの成績

ホイルンドは若くしてデンマーク国外へ移籍し、短期間でステップアップを続けました。リーグ戦だけを見るとコペンハーゲン時代は無得点でしたが、欧州大会で結果を残したことが、その後の移籍につながっています。

 

コペンハーゲンでは欧州大会で5得点

コペンハーゲンのトップチームでは公式戦32試合5得点を記録しました。デンマーク1部リーグでは19試合無得点でしたが、欧州カンファレンスリーグでは11試合5得点を挙げています。国内リーグよりも国際大会で先に得点力を示した珍しいスタートです。

 

当時はフル出場する絶対的な主力ではなく、途中出場や限られた時間での起用も多くありました。リーグ戦の無得点だけで評価すると低調に見えますが、10代の選手が欧州大会で5得点を記録した点は注目に値します。この活躍によって国外クラブからの関心が高まりました。

 

シュトゥルム・グラーツで得点力が開花

2022年1月に加入したシュトゥルム・グラーツでは、公式戦21試合12得点を記録しました。リーグ戦では18試合9得点で、約2試合に1得点という優れたペースです。移籍直後からゴールを重ね、短期間でチームの重要な得点源になりました。

 

オーストリアでは相手の背後へ走る速さと、左足で素早くシュートを放つ能力が目立つようになります。カップ戦や欧州予選でも得点し、複数の大会で結果を残しました。在籍期間は約7カ月でしたが、アタランタが獲得に動くほど強い印象を残しています。

 

アタランタではセリエA32試合9得点

2022-23シーズンのアタランタでは、公式戦34試合10得点を記録しました。セリエAでの成績は32試合9得点です。シーズン序盤は途中出場が中心でしたが、徐々に先発の機会を増やし、サレルニターナ戦やラツィオ戦などでゴールを挙げました。

 

セリエA初挑戦で二桁に近いリーグ得点を残し、フィジカルの強いディフェンダーとも競り合えることを証明しました。アタランタでの活躍が評価され、わずか1シーズンでマンチェスター・ユナイテッドへ移籍しています。その後ナポリで再び成功したことからも、イタリアの戦術や環境との相性が良いと考えられます。

 

デンマーク代表の成績と数字から見える特徴

クラブ成績と合わせて確認したいのが、デンマーク代表での実績です。ホイルンドは若い時期からA代表の得点源として期待され、特に予選大会で高い得点力を発揮しています。

 

A代表では2026年3月終了時点で33試合13得点

ホイルンドは2022年9月にデンマークA代表デビューを果たしました。2026年3月終了時点では33試合13得点を記録しています。代表ではクラブよりも高い得点ペースを残しており、およそ2.5試合に1得点です。

 

2023年3月のフィンランド戦では、A代表での初得点を含むハットトリックを達成しました。同年は代表8試合で7得点を記録し、EURO予選突破に貢献しています。2025年のワールドカップ欧州予選でも5得点を挙げ、重要な試合で結果を残しました。

 

スピードと裏への抜け出しが最大の強み

ホイルンドの長所は、191センチの体格とスピードを兼ね備えていることです。味方がボールを持った瞬間にディフェンスラインの背後へ動き、縦パスやスルーパスを受けます。トップスピードに入ると相手が追い付くのは難しく、カウンター攻撃で特に力を発揮します。

 

左足のシュートも大きな武器で、何度もボールを触らずにフィニッシュできます。ゴール前ではニアサイドへ走り込む動きが多く、低いクロスに合わせる形を得意としています。ナポリでは周囲との連係が整い、得意な場所でボールを受ける回数が増えました。

 

評価するときは得点数だけを見ない

ホイルンドの課題は、背後に広いスペースがない試合で存在感が薄くなりやすいことです。相手が自陣深くに守備ブロックを作ると、走り込む場所が限られます。足元で受けて攻撃を組み立てる技術や、空中戦で安定してボールを収める能力には改善の余地があります。

 

また、ストライカーの得点数は本人の決定力だけでなく、味方から届くパスの本数にも左右されます。マンチェスター・ユナイテッド時代には、ゴール前で待っていてもボールが届かない試合がありました。得点、出場時間、シュート機会、アシストを合わせて確認することが、成績を正しく評価するポイントです。

 

ラスムス ホイルンドの成績まとめ

ラスムス・ホイルンドは、2025-26シーズンにナポリで公式戦44試合16得点を記録しました。セリエAでは33試合12得点5アシストを残し、チャンピオンズリーグでも3得点を挙げています。スーペルコッパ制覇にも貢献し、シーズン終了後には完全移籍が決まりました。

 

マンチェスター・ユナイテッドでは2シーズンで95試合26得点を記録し、1年目は16得点、2年目は10得点でした。プレミアリーグでは苦戦した時期があるものの、欧州大会では高い得点力を示しています。コペンハーゲン、シュトゥルム・グラーツ、アタランタ、マンU、ナポリを合わせたクラブ通算は226試合69得点が目安です。

 

まだ23歳であり、スピード、体格、左足の決定力には大きな可能性があります。ナポリで見せたように、特徴を生かせる戦術と安定したパス供給があれば二桁得点を期待できる選手です。今後は狭い場所でのプレーやポストプレーが向上すれば、さらに安定して得点を重ねるストライカーへ成長するでしょう。